オンタリオ・ホンダ・ディーラーズがメイン・スポンサーのインディー・トロント。シヴィックなどの新車やレーシング・シミュレーターを置いたブースに置いてあったのが1972年発売の初代シヴィック。カナダでは翌1973年からのセールスとなったらしい。アメリカ仕様のいかついバンパーとドア・ミラー(ドライヴァー・サイドのみ)装着。独特のオレンジ色だけど、置いてあったのはRSっていうホット・ヴァージョンではなく、当時人気のあったRSの外装色とはビミョーに違う色味のオレンジだった気もした。Photo:Masahiko Amano
ガレージ・エリアにあった SCOTT DIXON ー 4x WINNER というバナー。左端に HISTORY という"ヒストリーチャンネル”のロゴあり。現役では彼が最多の4勝。こういうバナー、大変良いと思う。ディクソンは現役最多の4勝をトロントで挙げている。初代ウィナーがインディカーで三度チャンピオンにななったボビー・レイホールで、翌年がピエトロのお爺ちゃんで、F1ワールド・チャンピオンに二度輝いているエマーソン・フィッティパルディ。次がアル・アンサーJr.。そして、そして、4回目で勝ったマイケル・アンドレッティは、その後に6勝=トータル7勝も挙げている。そして今年、彼のチームがコルトン・ハータ、カイル・カークウッドの順で1-2フィニッシュ! Photo:Masahiko Amanoディクソンのバナーを見つけて満足してたら、そのポール・トレイシー・ヴァージョンもあった。トレイシーはトロント郊外出身。アメリカでも人気があったが、カナダでのそれは絶大だった。彼の後にもジャック・ヴィルヌーヴ、グレッグ・ムーア、パトリック・カーペンティア、ジェイムズ・ヒンチクリフ……とカナダ勢の頑張りは続いたが、今はゼロ! 誰か出てきて欲しい。 Photo:Masahiko Amano
この夏のミッド・オハイオでインディーカー・デビューし、トロントが2戦目だったイギリス出身のトビー・サワリー(右)、と彼を走らせるチーム・オーナーのデイル・コイン(左)。真ん中はサワリーのお父さん(?)シリアスに話し合ってると思ったので撮影したら、全員がこっち見てニッコリ。そういう写真も好きだけど……。Photo:Masahiko Amano
トロントでインディーカー・デビューを果たしたハンター・マクエレア。ニュー・ジーランド国籍だけれど、生まれはカリフォルニア州ロス・アンジェレス。去年のインディーNXTで2勝してランキング2位と活躍したが、インディーカーにシートは得られず、IMSAシリーズに出場している(LMP2カテゴリーで)。トロントでのパフォーマンスはかなり良かった。今後に期待。今回の担当エンジニアは佐藤琢磨と組んでいたドン・ブリッカーだった。しかし、近頃のインディーカーはドライヴァーの出身国分布が不思議なことになっている。すでにニュー・ジーランド出身はレギュラーが3人いて、アメリカの隣国カナダ出身がゼロでメキシコ出身もひとりなのにデンマーク出身が2人。Photo:Masahiko Amano
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