2024年7月14日日曜日

2024 INDYCAR レポート R10 ハイヴィー・ホームフロント250 フォトリポート

 

GAORAのミッド・オハイオからの放送に顔を出してくれたインディー500で2勝のアリー・ルイエンダイク(左)と、ミッド・オハイオ、セイント・ピーターズバーグ、トロント、ポートランドのプロモーターをケヴィン・セイヴォリーと務めて来ているキム・グリーン。カメラを向けたら、肩を組んでくれた。アリーは私にとって特別な存在。初めて取材したインディー500でのウィナーが彼なので。カールしたロング・ヘアーで、実にかっこよかった。その彼が教えてくれた。「1987年、へメルガーン・レーシングで私のマシンのクルーチーフを務めていたのがキムなんだよ」。Photo:Masahiko Amano

CART主催時代の1995年にインディーカーに復活してきたファイアストン。そのキャラクター=”ファイアーホウク”はすべてのレースに現れて愛嬌を振りまいている。ミッド・オハイオではファイアストンのピット・スタンドでエンジニアにちょっかいを出していた。Photo:Masahiko Amano


 毎度のガソリン価格チェック。オハイオ州のコロンバス界隈では、レギュラーが1USガロン=3ドル79セント90だった。まぁまぁ安い方だと思う。オハイオに来る前のカリフォルニア州サン・ノゼでは5ドル台が当たり前で、5ドル75セントなんて表示も見たから。Photo:Masahiko Amano


テスラのサイバートラックの実物に初めて遭遇!オハイオ州コロンバス郊外にて。”そこそこ大きいな”という印象。巨大ではない。デザインは率直に言って”異様”。どんな能力を備えたヴィークルであるのか?不明。売り出し価格は82,000ドルぐらいらしいが、人気でプレミアがついて、現在の値段は”6桁”になってるらしい。見物していた人が言っていた。100,000ドル以上=今の円安ぶりだと1,600万円以上ってことか。Photo:Masahiko Amano

 

オハイオ州デイトンでレンタカーを返そうとした時、インターステイト70沿いで見つけたガソリン。3ドル切りで、今年の私が見た最安値。汚くて、いかがわしい店でもなかった。Photo:Masahiko Amano

前のフォト・レポートでお知らせした通り、今回の相棒はフォード・エスケイプ。コクピットの写真はお見せしていませんでしたね。極めてオーソドックスなデザインで、スクリーンも十分な大きさがあった。カー・プレイも使えて不便はまったくなかった。ステアリング・ホイールを通して見えるディスプレイでは、エンジンをスタートさせてから目的地に到着するまでにかかった時間、走った距離とかを表示する”オドメーター”とかいう機能を使ってみた。走行中のスピード、タイヤの内圧なども表示可能。あまり好みのデザインにはなってなかったものの、便利ではあった。Photo:Masahiko Amano

インディーカーがハイブリッド化して初めてのレースを行おうという週末に、NASCARは「フル・エレクトリックのEVプロジェクトが進行中である」と発表を敢えてブツケて来た(ズラッとトイレが並んだバックグランドはいかがなものか……)。EVは音がない時点でレーシング・エンターテインメントとして決定的な要素を欠いていると思う。そんなEVが大排気量V8にとって変わるなんて、およそ不可能と思う。
でも、アメリカのトップ・モーター・スポーツの座をインディーカーと競い合う身として、このタイミングでのEVプロジェクト発表は当然のこと……なのかも。私は、「意地が悪いな」と感じたけど。古いマシンであることを売りにしてきたNASCARは、近頃方針転換し、新しいテクノロジーも導入気味だけど、まだまだプリミティヴ。エンジンはいまだにOHVのまま。
この週末、NASCARはシカゴのダウンタウンでレース。意地悪のバチでも当たったのか、決勝日は大雨に見舞われた。Photo:Masahiko Amano

 


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