今シーズン3、4戦目となるオーバルレース、佐藤琢磨参戦!
開催期間:7月21日(金)〜23日(日)
使用サーキット:アイオワ・スピードウェイ(7/8マイル(0.894マイル)オーバル(アイオワ州ニュートン)
*金曜日は入場無料
*土曜、日曜はミュージック・コンサート開催
2023年シリーズ唯一のダブルヘダー
シリーズ第11戦:ハイ・ヴィー・ホームフロント250プレゼンテッド・バイ・インスタカート=250周
シリーズ第12戦:ハイ・ヴィー・ワン・ステップ・250プレゼンテッド・バイ・ゲイタレード=250周
サポート・レース:インディーNXTバイ・ファイアストン・アット・アイオワ・スピードウェイ=75周
ファイアストン・タイヤ:各エントリーに2レース向けとして14セットを供給
両インディーカー・レースへのエントリー:28台
カー・ナンバー11(チップ・ガナッシ・レーシング/ホンダ)のドライヴァーは佐藤琢磨
カー・ナンバー33(エド・カーペンター・レーシング/シヴォレー)のドライヴァーはエド・カーペンター
カー・ナンバー60(メイヤー・シャンク・レーシング/ホンダ)のドライヴァーはコナー・デイリー=第9戦ホンダ・インディ200アット・ミッド・オハイオのターン3でコース・オフし、6回転以上するアクシデントを経験したシモン・パジェノー(メイヤー・シャンク・レーシング/ホンダ)には今回もインディーカー・ドクターからの出走許可が降りず。
2022年ウィナー:
レース1 = ジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー/シヴォレー)
レース2 = パト・オーワード(アロウ・マクラーレン/シヴォレー)
インディーNXT(当時はインディー・ライツ)= ハンター・マクエレア(アンドレッティ・オートスポート)
2022年ポール・ポジション・ウィナー:
レース1 = ウィル・パワー(チーム・ペンスキー/シヴォレー):18秒0607 平均時速178.099mph
レース2 = ウィル・パワー(チーム・ペンスキー/シヴォレー):18秒0796 平均時速178.013mph
予選レコード
エリオ・カストロネヴェス(チーム・ペンスキー/シヴォレー):17秒2283 平均時速186.809mph 2014年7月11日
インディーNXT(当時はインディー・ライツ) = コルトン・ハータ:19秒6441 平均時速163.835mph 2017年7月9日
週末のスケジュール概要(すべてアメリカ中部デイライト・セイヴィング時間)
7月21日(金)
2:15〜3pm インディーNXT プラクティス
3:30〜5pm NTTインディーカー・シリーズ プラクティス
5:30〜6:15pm インディーNXT 予選(シングル・カーでアタック2周)
7:30pm ピット・ストップ・コンペティション
7月22日(土)
8:30am NTTインディーカー・シリーズ 予選(シングル・カーでアタック2周:1周目がレース1、2周目がレース2用)
10:10am インディーNXT 決勝(75周/67.05マイル)
2:06pm ハイ・ヴィー・ホームフロント250プレゼンテット・バイ・インスタカート(250周/223.5マイル)
7月23日(日)
1:30pm ハイ・ヴィー・ワン・ステップ250プレゼンテット・バイ・ゲイタレイド(250周/223.5マイル
今シーズンのオーバルレース2戦はいずれも優勝はニューガーデン
・アイオワでのダブルヘダーはNTTインディーカー・シリーズの2023年シーズン第11、12戦。
・今シーズンのインディーカーでは、10戦で6人のウィナーが誕生している。それらは、
*マーカス・エリクソン(チップ・ガナッシ・レーシング/ホンダ)=セイント・ピーターズバーグのストリート・コース
*ジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー/シヴォレー)=テキサス・モーター・スピードウェイ及びインディアナポリス・モーター・スピードウェイ/スーパースピードウェイ
*カイル・カークウッド:ロング・ビーチのストリート・コース
*スコット・マクロクリン(チーム・ペンスキー/シヴォレー);バーバー・モータースポーツ・パーク
*アレックス・パロウ(チップ・ガナッシ・レーシング/ホンダ):インディアナポリス・モーター・スピードウェイ/ロードコース、デトロイトのストリート・コース、ロード・アメリカ、ミッド・オハイオ・スポーツ・カー・コース
*クリスチャン・ルンドガールド(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング/ホンダ):トロントのストリート・コース
・近代インディーカー(1946年以降)での年間最多ウィナーは2000、2011、2014年の3回記録された11人。
・アイオワでの第11、12戦は2023年NTTインディーカー・シリーズにおけるオーヴァル・コースでの3、4戦目。今年すでに行われた2レースはいずれもニューガーデンが優勝(キサス・モーター・スピードウェイとインディアナポリス・モーター・スピードウェイ)。彼は最近のオーヴァル7戦で5勝と高い勝率を誇っており、そのうちの1勝は2022年のアイオワでのレースだった。今シーズン、アイオワ後に残されるオーヴァル・レースは8月27日にワールド・ワイド・テクノロジー・レースウェイ(通称ゲイトウェイ)で行われるシリーズ第15戦だけ。
現役ドライバーの過去のアイオワ戦ではニューガーデン4勝、ハンター-レイ3勝
チームとしてはアンドレッティがアイオワ全17戦で7勝!、ペンスキー5勝
・2023年のシリーズ第11、12戦はアイオワ・スピードウェイで開催される第18、19回目のインディーカー・レース。複数回優勝を遂げている現役ドライヴァーはニューガーデンとライアン・ハンター-レイ(エド・カーペンター・レーシングからのエントリーとなるが、優勝はアンドレッティ・オートスポートで記録)。ニューガーデンは4勝(2016、2019、2020年のレース2、2022年のレース1)。
ハンター-レイは3勝(2012、2014、2015年)を記録している。彼ら以外に優勝経験を持って今年のレースにエントリーしているのは、パト・オーワード(アロウ・マクラーレン/シヴォレー)とエリオ・カストロネヴェス(メイヤー・シャンク・レーシング/ホンダからのエントリーだが、2017年の優勝はチーム・ペンスキー/シヴォレーで記録)がいる。
・アンドレッティ・オートスポートは、アイオワで行われた17レースで最多の7勝を記録してきている。
2007年 ダリオ・フランキッティ
2010年 トニー・カナーン
2011年 マルコ・アンドレッティ
2012年 ライアン・ハンター-レイ
2013年 ジェイムズ・ヒンチクリフ
2014年 ライアン・ハンター-レイ
2015年 ライアン・ハンター-レイ
・チーム・ペンスキーは5勝
2017年 エリオ・カストロネヴェス
2019年 ジョセフ・ニューガーデン
2020年 レース1 シモン・パジェノー
レース2 ジョセフ・ニューガーデン
2022年 レース1 ジョセフ・ニューガーデン
・チップ・ガナッシ・レーシングは2勝
2008年 ダン・ウェルドン
2009年 ダリオ・フランキッティ
・ハンター-レイ(2012年)、フランキッティ(2007年と2009年)、ニューガーデン(2019年)の三人がアイオワで勝った年にシリーズ・チャンピオンに輝いている。
・スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング/ホンダ)は、アイオワ・スピードウェイで開催されて来たインディーカー・レース全戦にしてきている唯一のドライヴァーだが、彼はこのコースにおいては未勝利。11回のトップ5フィニシュを記録している。
・アレックス・パロウ(チップ・ガナッシ・レーシング/ホンダ)は、今週末の2戦のうちのどちらかで優勝すれば、ピープルレディ・フォース・フォー・グッド・チャレンジのウィナーとして、自分とチームの好きなチャリティ(彼らの場合はアメリカン・リージョン)に100万ドルを寄付することができる。この賞は昨年、ニューガーデンが獲得している。
・ディクソンは今週末の2レースに出場すると、連続レース参戦が317回に伸び、カナーンが持つインディーカー・レコードの318戦に並ぶまで1戦になる。
・カーペンターは、ダブルヘダーの2戦目がキャリア200戦目だ。
・近年のウィナー
2022年 レース1 ジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー/シヴォレー)
2022年 レース2 パト・オーワード(アロウ・マクラーレン/シヴォレー)
2020年 レース1 シモン・パジェノー(チーム・ペンスキー/シヴォレー)
2020年 レース2 ジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー/シヴォレー)
2019年 ニューガーデン (チーム・ペンスキー/シヴォレー)
2018年 ジェイムズ・ヒンチクリフ(アンドレッティ・オートスポート/ホンダ)
・近年のポール・シッター
2022年 レース1 ウィル・パワー(チーム・ペンスキー/シヴォレー)
2022年 レース2 ウィル・パワー(チーム・ペンスキー/シヴォレー)
2020年 レース1 コナー・デイリー(エド・カーペンター・レーシング/シヴォレー)
2020年 レース2 ジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー/シヴォレー)
2019年 シモン・パジェノー(チーム・ペンスキー/シヴォレー)
2018年 ウィル・パワー(チーム・ペンスキー/シヴォレー)
アイオワは佐藤琢磨がインディーカー初ポールポジション獲得の地
決勝では2018年の3位が最上位
・佐藤琢磨 @アイオワ・スピードウェイ
KVレーシング・テクノロジー/ホンダ
2010年 予選7位 決勝19位(アクシデント)
2011年 予選1位(キャリア初PP) 決勝19位(アクシデント)
レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング/ホンダ
2012年 予選23位 決勝12位
AJ・フォイト・エンタープライゼス/ホンダ
2013年 予選17位 決勝23位(メカニカル)
2014年 予選16位 決勝22位(アクシデント)
2015年 予選15位 決勝19位(アクシデント)
アンドレッティ・オートスポート/ホンダ
2016年 予選13位 決勝11位(アクシデント)
レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング
2017年 予選5位 決勝16位
2018年 予選10位 決勝3位
2019年 予選4位 決勝20位(アクシデント)
2020年 レース1 予選6位 決勝10位
レース2 予選20位 決勝21位
デイル・コイン・レーシング・ウィズRWR/ホンダ
2022年 レース1 予選9位 決勝21位
レース2 予選4位 決勝10位
・ショート・オーヴァルでのレースは今年初で、どのチーム、あるいはどのドライヴァーがどこまで速いのかが不明のため、昨年の予選、決勝でのトップ3を挙げる。
決勝 レース1: ニューガーデン、オーワード、パワー
レース2: オーワード、パワー、マクロクリン
予選 レース1: パワー、ニューガーデン、コルトン・ハータ
レース2: パワー、ニューガーデン、デイリー
・週末に一度は雨が降る……というのがアイオワ・スピードウェイでは恒例。現地・火曜日の時点での天気予報によると、
日中の最高気温は28〜31℃。週末の降雨確率は6〜21パーセントと低め。
Jack Amano
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