Photo:Penske Entertainment (James Black)クリックして拡大
走行開始早々に予想外の事態で赤旗に
1時間半後セッション再開するも赤旗多発!
天候:快晴
気温:30〜31℃
ゲイトウェイでシーズン5勝目を挙げたジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)が、その勢いを保っているように見える。残り2戦でポイント・リーダーのチームメイト、ウィル・パワーに3点差に迫った彼は、ポートランド・インターナショナル・レースウェイでのプラクティス1で最速ラップ=58秒5769をマークしたのだ。これは昨年のアレックス・パロウ(チップ・ガナッシ・レーシング)によるポール・ポジション・タイム=58秒7701を上回るものだ。
今日のプラクティスでは珍しいことが起こった。走行開始から20分少しが経過した頃、メイン・ストレート横に設置されている大型スクリーンが傾き、コースに倒れてくる心配がなされたために赤旗が出されたのだ。
赤旗中断中の佐藤琢磨のピット。手前は左からトミー小笹、須藤翔太の両メカニック。奥には桃井フィジカルトレーナー。右奥には松本浩明カメラマン Photo:Masahiko Amano クリックして拡大 |
この時点でインスタレーション・ラップ以外の走行を始めていたのは15台のみ。セッションが再開されたのは約1時間半後のことで、そこからは一気に慌ただしくなった。アレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)のコース・オフ、佐藤琢磨(デイル・コイン・レーシング・ウィズRWR)のコース・オフ&クラッシュ(小ダメージ)、エリオ・カストロネヴェス(メイヤー・シャンク・レーシング)のコース・オフ&ストール、パト・オーワード(アロウ・マクラーレンSP)のコース・オフ&ストールと、今日のセッションでは赤旗が通常より多く出された。