後方グリッドから荒れたレースを制するという、ならではの勝利でディクソンは記念すべき通算優勝回数単独2位に Photo:Penske Entertainment (Chris Owens)クリックして拡大
予選14位から実に6回のピットインを経ての優勝!
出走26台、完走15台、イエロー8回の荒れたレースを制す
予選14位からスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)が優勝するとは……。今シーズン2勝目は自身の通算53勝目。トロントでの勝利でマリオ・アンドレッティの52勝に並んだディクソンは、その4戦後にもう1勝重ねてAJ・フォイトの最多勝=67勝を追う単独ナンバー2となった。
2001年CARTシリーズ参戦初年度の第4戦ナザレスで初勝利を挙げて以来、22シーズンで53勝! Photo:Penske Entertainment (Chiris Owens)クリックして拡大 |
出走26台で完走15台。リタイヤはメカニカル・トラブルの1台を除くと他は全部クラッシュだった。フル・コース・コーションは8回=36周に渡って出され、そのうち1回は赤旗。ちょっと荒っぽ過ぎるバトルになっていた……が、実は去年はイエローが9回で、コーション・ラップ数は今年と同じ33周だった。