マクロクリン、ポールtoフィニッシュで初優勝! 昨年大苦戦を強いられたチーム・ペンスキーにとっても、大きな開幕戦勝利となった Photo:Penske entertainment クリックして拡大 |
完璧な戦いぶりでつかんだインディーカー初勝利
「スタート直後のターンで飛び出してしまうような馬鹿な真似だけはしたくない」と言っていたスコット・マクロクリン(チーム・ペンスキー)が、ほぼ完璧な戦いぶりでインディーカー・シリーズでの初勝利を飾った。自分を追い込み、プレッシャーをかけるスタイルのマクロクリンだが、今日は自分のペースで優勝を目指す戦いぶりが実現できていたようだ。全長1.8マイル、コーナー数14のストリート・コースを100周して争われるレースでは、ピット・タイミングをずらして優位を得ようとするチームが幾つも出現。その中には百戦錬磨のスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)もおり、マクロクリンは常にトップを走り続けるレースを戦えたわけではなかった。