2022 INDYCARレポート R4 ホンダ・インディー・グランプリ・オヴ・アラバマ Day2 ファイナル・プラクティス：カルーム・アイロットが最速ラップ

シングルカー・エントリーながら奮戦するルーキー、アイロットがウォームアップセッションで最速ラップ　Photo:Penske Entertainment (Joe Skibinski）クリックして拡大

 ルーキー、アイロット、堂々のトップタイム！

　シリーズ唯一のシングル・カー・チーム＝フンコス・ホリンジャー・レーシングから出場するルーキー、カルーム・アイロットがバーバー・モータースポーツ・パークでのファイナル・プラクティスで最速ラップをマークした。決勝日の午前中ではなく、予選日の夕方に行われたウォーム・アップ・セッション＝ファイナル・プラクティスで23歳のイギリス出身ドライヴァーはレッド・タイヤ装着で1分07秒0906をマークした。それは2番手となった昨年のバーバー・ウィナー、アレックス・パロウ（チップ・ガナッシ・レーシング）に0.1010秒の差をつける堂々たるファスト・ラップだった。明日は予選11番手からスタートするアイロットの戦いぶりにも注目したい。

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チップ・ガナッシ勢が2、3、4位に

　ウォーム・アップ2、3、4番手にはチップ・ガナッシ・レーシング軍団がパロウ、マーカス・エリクソン、スコット・ディクソンの順で並んだ。ラップ・タイムはパロウが1分07秒1916。エリクソンが1分07秒2745。ディクソンが1分07秒3412だった。明日、パロウは3番手、エリクソンは6番手、ディクソンは13番手からレースのスタートを切る。
　5番手にはアレクサンダー・ロッシ（アンドレッティ・オートスポート）が来た。タイムは1分07秒3529。プラクティス2でアクシデントを起こした以外は上位での走りを続けてきている。

佐藤琢磨、マシン向上を果たして7番手タイム！
チームメイトのマルーカスもトップ10入り

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　6番手はスコット・マクロクリン（チーム・ペンスキー）の01分07秒4618で、7番手に佐藤琢磨（デイル・コイン・レーシング・ウィズRWR）が来た。タイムは1分07秒5935。ブラック・タイヤでトップ6入りし、レッドにスイッチしてからも最終ラップで7番手となるタイムをマーク。DCRと琢磨はギリギリでマシンを戦える状態に仕上げることに成功した。「このセッションで得られた情報をもとに、まだ細かな点を変更して行く可能性もある」と、ポテンシャル・アップしたマシンに琢磨は気をよくしていた。チームメイトのルーキー、デイヴィッド・マルーカスも9番手につける1分07秒7849を記録していた。

ポールシッターのヴィーケイは20番手に

　コルトン・ハータ（アンドレッティ・オートスポート・ウィズ・カーブ・アガジェニアン）は10番手。ポイント・リーダーのジョセフ・ニューガーデン（チーム・ペンスキー）は11番手。ウィル・パワー（チーム・ペンスキー）は16番手。ロマイン・グロジャン（アンドレッティ・オートスポート）は17番手。ポール・シッターのリナス・ヴィーケイ（エド・カーペンター・レーシング）は20番手だった。
以上