2022年3月30日水曜日

2022 INDYCAR ニュース 3月29日:IMSで次世代エンジンの初テスト

ディクソンのドライブでインディアナポリスのロードコースを疾走するホンダニューエンジンのテストマシン Photo:Honda Performance Development, Inc. クリックして拡大

ホンダ、シヴォレーのV6ツインターボ2.4Lエンジン登場
ただし、ハイブリッドシステムは未搭載

 3月28日(月)、2024年のNTTインディーカー・シリーズに登場予定の2.4リッターV6ツインターボ・エンジン(現行エンジンの排気量は2.2リッター)のテストがインディアナポリス・モーター・スピードウェイのロードコースで行われた。ホンダとシヴォレー、参戦2メーカーが参加した。次世代エンジンはエネルギー回生システムと組み合わされることとなっているが、今回はエンジンのみのテストだった。ハイブリッド・システムはコロナ禍で一部パーツの生産が予定通りに進んでいないのだ。ハイブリッド仕様での初テストは6月に行われる予定という。

HPD社長兼テクニカル・ディレクターのデイヴィッド・ソルターズと、テストを担当した6タイム・インディーカー・チャンピオンのスコット・ディクソン Photo:Honda Performance Development, Inc.クリックして拡大

ホンダはディクソン、シヴォレーはニューガーデンがドライブ

 ホンダはチップ・ガナッシ・レーシング、シヴォレーはチーム・ペンスキーがテストを担当。ドライヴァーはホンダがスコット・ディクソン、シヴォレーがジョセフ・ニューガーデンだった。

テストカーのカーナンバー93はHPD設立年に由来する Photo:Honda Performance Development, Inc.クリックして拡大 
 残念なことに、この日のインディアナポリスは非常に気温が低く、路面温度もタイヤが十分にパフォーマンスを発揮できるコンディションに届かなかったため、思う存分テストを重ねることにはならなかった。両メーカーともに大きなトラブルなくテスト1日目を終了。火、水曜日もテストが続けられることになるかもしれない。


https://www.youtube.com/watch?v=zRyA-yaTduM

 エンジン・カウルを開けた時でも外から(上からも)何も見えないよう、ピット・ロード上にテントを立ててのテストとなっていた。
以上

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