2021年7月5日月曜日

2021 INDYCARレポート R10 ホンダ・インディー200アット・ミッド・オハイオ Race Day 決勝:ジョセフ・ニューガーデンがポール・トゥ・ウィン

Photo:INDYCAR(Chris Owens)クリックして拡大

チームペンスキー、オープンホイール初優勝50周年
記念すべき週末に開幕10戦目待望のシーズン初勝利!

 ミッド・オハイオ・スポーツ・カー・コースで行われたホンダ・インディー200で、ジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)がポール・トゥ・ウィン!
開幕から10戦目にしてのシーズン初勝利を挙げた。チーム・ペンスキーとしても、これが今シーズン初めての優勝となった。
 チーム・ペンスキーの初優勝は1971年7月3日のポコノ500。ドライヴァーはマーク・ダナヒューだった。その記念すべき勝利から50周年となる週末に、ミッドオハイオでニューガーデンが優勝。チームは通算220勝目を祝うこととなった。

2021年7月4日日曜日

2021 INDYCARフォトレポート R10 ホンダ・インディー200アット・ミッド・オハイオ:オールドファンに懐かしい顔がパドックに

Photo:Masahiko Amano クリックして拡大

ミシェル・ジョルダインJrがパドックに登場。レイホール・レターマンレーシングのOBとして琢磨と記念写真。実はこの二人、ジョルダインJr・が1976年9月生まれで、琢磨が1977年1月生まれなので、日本流にいえば同級生!

Photo:Masahiko Amano クリックして拡大 

 大活躍中のアレックス・パロウのもとを訪れたのは、スペインの大先輩、オリオール・セルビア。こちらは、年齢差23歳!

 

2021 INDYCARレポート R10 ホンダ・インディー200アット・ミッド・オハイオ Day2 予選:ファイナル・プラクティスでスコット・ディクソンが最速

ファスト6に進出するまでにマシンを向上させたディクソン、ウォームアップでトップタイムをマーク Photo:INDYCAR(Matt Fraver)クリックして拡大

今週末で最も暑いコンディションでの走行に


 予選の後にファイナル・プラクティスが行われた。第9戦ロード・アメリカでも採用されていたスケジュールだ。ファイナル・プラクティスが決勝日の午前中だと、まだ涼しい時間帯で路面に陽が当たる時間も短くなるため、レースの行われる午後との温度差が大きくなる場合が少なくない。それに対して予選後にファイナル・プラクティスを設定すると、決勝レースとコンディションが似通ったものになる可能性は高くなる。
 今日のファイナル・プラクティスは、気温が23℃、路面温度は43℃と今週末で最も暑いコンディションになっていた。明日のレースはスタートが午後12時05分と早目。最高気温は28℃ぐらいになるという予報だが、果たしてレースが行われる時間帯にはどのぐらいの気温と路面温度となるのだろうか?

2021 INDYCARレポート R10 ホンダ・インディー200アット・ミッド・オハイオ Day2 予選:ミッド・オハイオのポール・ポジションはジョセフ・ニューガーデン

ニューガーデン、今シーズン3戦連続3回目のポールポジション獲得! 今週末、チームペンスキーに今季初勝利をもたらすことができるか!! Photo:INDYCAR(Chris Owens)クリックして拡大

オーワード、Q1で衝撃の敗退!
ハーヴィーはスピン・ストールのぺナルティでQ1敗退


 ミッド・オハイオでの予選は、気温が22.2度まで上昇。路面温度は35.4℃でスタートした。気温はほぼ変わらないままだったが、路面温度はファイナルでは40.3℃まで上がっていた。 

直前のP2まで好調を維持していたオーワードは肝心の予選でタイム出せず Photo:INDYCAR(Joe Skibinski)クリックして拡大

 セグメント1での衝撃は、ランキング2番手につけるパト・オーワード(アロウ・マクラーレンSP)がグループ2で10番手のタイムしか出せず、Q2に進めなかったこと。直前のプラクティス2で最速だったというのに、予選結果は20位となった。

好タイムを出しながらハーヴィーはペナルティでQ2進出を逃す Photo:INDYCAR(Matt Fraver)クリックして拡大

 先に走ったグループ1では、ジャック・ハーヴィー(メイヤー・シャンク・レーシン)が2番手につける好タイムを出していながら最終ラップでスピン&ストール。後続のアタックを妨害する結果となってセグメント2進出を逃した。
 3番手でセッションを終えたシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)も、イエロー区間で減速しなかったためにペナルティを課せられ、セグメント2に進めなくなった。

2021 INDYCARレポート R10 ホンダ・インディー200アット・ミッド・オハイオ Day2 プラクティス2:パト・オーワードがトップ・タイム

オーワードがニューガーデンを逆転してトップタイムをマーク Photo:INDYCAR(Forrest Melott)クリックして拡大

予想に反して、気温が低い中でプラクティス2スタート
オーワード、ニューガーデンのオーダーでシヴォレー1-2

 朝から快晴が広がったミッド・オハイオ。しかし、気温は相変わら19℃と低かった。プラクティス2も45分間。このセッションでは終盤にレッド・タイヤが試される。路面温度は24~26℃と、昨日より10℃ほど冷たかった。
 そのレッドを使っての走りで、今季2勝、ポイント・ランキングで2番手にいるパト・オーワード(アロウ・マクラーレンSP)が最速ラップとなる1分06秒0911をマークした。プラクティス1で最速だったジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)が先に出していた1分06秒0993を破り、自らがトップにたった。二人の差は僅かに0.0082秒。プラクティス2の結果は、プラクティス1の1、2番手の順位が入れ替わったものになった。2セッション連続でシヴォレー勢が1−2だ。