セイント・ピーターズバーグのピット裏のスタンドに陣取るファンの皆さん、「マスクしてますか?」。あまりしてませんね。マスク着用義務づけなんですけどね、場内は。
2021年5月1日土曜日
2021 INDYCAR フォトリポート R2 ファイアストン・グランプリ・オヴ・セイント・ピーターズバーグ その1
Photo:Masahiko Amano クリックして拡大 |
ルイジアナのフリーウェイ、インターステイト49にはほぼ何もなかった。片側2車線で制限速度は75マイル。”本当にこれ、インターステイツ?”と心配になる何もなさぶり。休憩のために入ったサーヴィス・エリアには屋根の下に椅子とテーブルのあるピクニック用施設がたくさん並んでいた。
2021年4月28日水曜日
2021 INDYCAR ジャック・アマノのインディーな一日 4月28日:フロリダからテキサスへのんびり移動中
月曜日、フロリダの州都タラハッシーに移動
フロリダ州タンパを月曜の午前11時頃に出発。適当に休みながら4時間ほど走って、タラハッシー(Tallahassee)に着いた。インディーカーのスケジュール、ちょっと過酷過ぎ。3週連続で4レース。しかも最後がダブルへダー。インディアナリスからアラバマ州バーミンガム、フロリダ州タンパと走って行った私は、テキサスまでも走って、それが終わったらインディアナポリスまでまた走るプランを立てたが、ちょっと後悔している。全部で3,450マイルの行程なんで。
タラハッシーって実はフロリダ州の州都。オーランドウとかマイアミの方がずっと大きな都市だけれど、フロリダの歴史は半島じゃなく、”パンハンドル(鍋の把手)と呼ばれる大陸部分で始まったということらしい。
2021年4月26日月曜日
2021 INDYCARレポート R2 ファイアストン・グランプリ・オヴ・セイント・ピーターズバーグ Race Day 決勝:コルトン・ハータが完勝
まったく手が付けられないハータの速さ!
セイント・ピーターズバーグのコルトン・ハータ(アンドレッティ・オートスポート)、本当に速かった。最初から最後まで。ミスもほぼなし。速いからプッシュ・トゥ・パスもたくさん残って終盤戦を迎えていた。
ジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)も速かった。でも、今回はハータの敵じゃなかった。セント・ピーターズバーグ3連勝を目指すだけあって、彼のレースはさすがの戦いぶりだった。昨年10月のレースでは、8番手スタートから”絶対優勝”って条件で走って、本当に優勝しちゃった男。そういう勝負強さには驚くべきものがあるニューガーデンだけれど、今日はハータひとりだけが、ニューガーデンよりも遥かに速かった。「これはヤバいぞ」って思ったんじゃないだろうか、ニューガーデン。ハータの手のつけられないスピードに。
あとはアンドレッティ・オートスポートが他のタイプのコースでも高いレヴェルのマシンを用意できるか否か。それを作り上げるための中心人物が今やハータなのでは? アレクサンダー・ロッシ、今回も冷静沈着にレースをゴールまで戦うことができていなかった。そういうシーン、増えてきている印象だ。
2021 INDYCARレポート R2 ファイアストン・グランプリ・オヴ・セイント・ピーターズバーグ Race Day ウォームアップ:ウォーム・アップではコルトン・ハータがトップ、佐藤琢磨が2番手
Photo:INDYCAR(Joe Skibinski)クリックして拡大 |
佐藤琢磨、今週末の自己ベストをマーク
決勝朝のウォーム・アップ。30分間のセッションでようやく佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)がコンペティティヴなスピードを見せた。まずはブラック・タイヤで周回を重ね、トップ6につけた琢磨は、セッション半ばからレッド・タイヤにスイッチすると1分00秒6769という今週末の自己ベストをマークしてトップに立って見せた。ポール・シッターのコルトン・ハータ(アンドレッティ・オートスポート)がこの後に1分00秒6632を出し、0.0137差でトップの座を琢磨から奪って行ったが、レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングのカー・ナンバー30はこのセッションで安定した速さを手に入れており、2番時計で走行を終えた。気温は予選時より2℃低いだけの26℃だったが、路面はまだ朝方とあって上がっておらず、セッション中は31~32℃だった。予選時は50~51℃だった。
2021年4月25日日曜日
ジャック・アマノのINDYCARレポート メールマガジン:セイント・ピートのPPはハータのものに
マシンの良さに自信を持っていたハータが今シーズン初のPP獲得 Photo:INDYCAR(Chris Jones)クリックして拡大 |
ファイナルをブラックで戦う作戦をチョイス!
バーバー・モータースポーツ・パークでの開幕戦で予選ファイナルに進んだのは、パト・オーワード(アロウ・マクラーレンSP=AMSP)、アレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポー=AA)、アレックス・パロウ(チップ・ガナッシ・レーシング)、ウィル・パワー(チーム・ペンスキー)、スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)、マーカス・エリクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)の6人だった。オーワードとAMSPというフレッシュなコンビネーションが開幕戦のポール・ウィナーとなった。
2021 INDYCAR レポート R2 ファイアストン・グランプリ・オヴ・セイント・ピーターズバーグ Day2 プラクティス2:ジョセフ・ニューガーデンが2セッション連続でトップ
Photo:INDYCAR(Chris Owens)クリックして拡大 |
セイント・ピーターズバーグのコース・レコードは2018年にジョーダン・キングが記録した1分00秒0476だが、今朝のプラクティス2でジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)がそのラップ・タイムに肉迫する1分00秒0622をマークした。昨日の午後のプラクティス1より明らかに低温の、タイムを出易いコンディションだった。気温は24~25℃と低めで、路面温度は29~34℃だったのだ。昨日のセッション中で最も暑かった時は、気温が28℃で路面は50℃もあった。今日のセイント・ピーターズバーグも午後は蒸し暑くなりそうだが、予選は午後2時前後に行なわれる予定なので、まだ路面の温度が上がり切る前の、昨日より低温下での戦いとなってレコード樹立がなるかもしれない。