チップ・ガナッシ・レーシングでは6人目、14回目となるドライヴァーズ・チャンピオンシップ獲得だPhoto:INDYCAR(Chris Owens)クリックして拡大
パロウ、4位フィニッシュでインディーカー2シーズン目にしてタイトル獲得
スペイン出身の24歳、アレックス・パロウ(チップ・ガナッシ・レーシング)が2021年のインディーカー・チャンピオンとなった。もちろん彼にとってキャリア初めてとなるタイトルだ。彼はインディーカー・シリーズに参戦を始めて2年目で快挙を達成した。
ポイント2番手に35点の差をつけて最終戦を迎えていたパロウは、予選10位から4位でフィニッシュ。スペイン人ドライヴァーとしては初めてとなるインディーカー・タイトルを獲得した。
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25歳以下のドライヴァーがチャンピオンになるのは、2003年のスコット・ディクソン(同じくチップ・ガナッシ・レーシングで初タイトルを獲得)以来となった。パロウはインディーカー史上で7番目に若いチャンピオンとなった。
チップ・ガナッシ・レーシングにとっては、これが14回目のシリーズ・タイトルだ。彼らは昨年、スコット・ディクソンと共にチャンピオンとなっているので、2年連続の王座ともなった。
ニューガーデン、ランキング2位でシーズンを終える
オーワードは序盤にドライヴ・シャフト破損
ハータが予選14番手からフレッシュ・レッドを2セット持つ強みを生かして今季3勝目。3位はディクソンPhoto:INDYCAR(Chris Jones)クリックして拡大 |
2021年の最終ランキングで2位となったのは、今日のレースで2位フィニッシュしたジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)。レース前にランキング2番手につけていたパト・オーワード(アロウ・マクラーレンSP)は1周目に他車にヒットされて最後尾近くまで後退し、レース中にドライヴ・シャフト破損のトラブルもあってチャンピオン争いから脱落。結果は27位となり、ポイント・ランキングを3位へとひとつ順位を下げてシーズンを終えた。
佐藤琢磨は9位フィニッシュでランキング11位
ルーキー・オヴ・ザ・イヤーはマクロクリン
2021年のルーキー・オヴ・ザ・イヤーはスコット・マクロクリン(チーム・ペンスキー)と決まった。チーム・ペンスキーのドライヴァーが同賞に輝くのは初めてのことだ。
佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は16番手グリッドから9位でゴールし、シリーズランキングは11位となった。
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