シリーズランキングトップのパロウが自動的にPPを獲得! Photo:INDYCAR (Chris Jones) クリックして拡大 |
悪天候のために、走行は90分のプラクティスのみに
テキサス・モーター・スピードウェイでのダブルへダーが2デイ・イヴェントだと聞いた時には耳を疑った。土曜日はプラクティス、予選、決勝。日曜日は決勝のみ……。そこまでコンパクトにする必要って……。そこへ悪天候が襲来。午前中に始まるはずだったプラクティスが遅れ、予選はキャンセルされることに。スターティング・グリッドは第3戦入りする時点でのエントラント・ポイントで決定されることに。自分たちの予選、結構軽視してないだろうか、インディーカー。予選やらずにランキングで……ってケース、とても多い。
ジョンソンのオーバル要員として今シーズン初登場のカナーンがプラクティスで存在感を示す Photo:INDYCAR(Chris Jones)クリックして拡大 |
カナーン、プラクティス最速タイムをマーク
気温21℃、路面温度25℃というテキサスらしからぬコンディションでプラクティスはスタート。アクシデントなしでセッションは終了。最速は今季初登場のトニー・カナーン(チップ・ガナッシ・レーシング)による220.173mphのラップだった。TKは54周を走行。ベストはセッション前半、16周目に記録していた。
オーワードが2番手、佐藤琢磨も3番手と好スタート
2番手につける219.934mphを出したのはパト・オーワード(アロウ・マクラーレンSP)。彼は73周を走行。3番手は佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)による219.868mphだった。琢磨は70周を走り込み、ベストを36周目に記録していた。
4番手以下はスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング=219.723mph、シモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)=219.708mph、マーカス・エリクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)=219.698mphだった。エリクソンは88周で最多周回数。ジェイムズ・ヒンチクリフ(アンドレッティ・オートスポート)の87周が2番め、アレックス・パロウ(チップ・ガナッシ・レーシング)の86周が3番めの多さだった。
反対に周回数が一番少なかったのはアレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)の37周。コルトン・ハータ(アンドレッティ・オートスポート)が42周、ライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)が47周と、周回数の少ない上位3人はすべてアンドレッティ・オートスポート・ドライヴァーだった。
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ポイント・リーダーのパロウは、苦労なしにポール・ポジションからスタートする権利を与えられた。彼はこのセッションで11番手につけた。
先週のウィナー、ハータは17番手。
午後3時にセッション終了。気温は22℃。路面温度は26℃へと、それぞれ1度ずつ上昇しただけだった。
雨が降らずにレースが開催されますように。
以上
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