2020年10月9日金曜日

2020 INDYCARレポート 10月8日:ボーグ・ウォーナー・トロフィーにふたつめの顔

彫像制作者のベーレンス氏がヴェイルを取り外すと、琢磨はこの表情。驚きと、喜びで、笑顔が弾けた Photo:Masahiko Amano クリックして拡大

 2回目の彫像制作にノース・カロライナへ

 10月7日、第104回インディー500チャンピオンの佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)はノース・キャロライナ州トライオンにあるウィリアム・ベーレンズ・スタジオを訪れた。優勝トロフィーにとりつけてもらう顔の彫像を作るためだ。インディー500のボーグ・ウォーナー・トロフィーは、レース・ウィナーの顔を彫刻して取り付けるという非常にユニークなものだ。

2020年10月5日月曜日

2020 INDYCARレポート 10月1日:2021年スケジュール発表(再掲)

 

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3月7日、セイント・ピーターズバーグで開幕
今シーズンの予定と同じ全17戦 


2020年10月1日、2021年NTTインディーカー・シリーズのスケジュールが発表された。
 レース数は17で、2020年のオリジナル・スケジュールと変わらない(実際は14レースとなったが……)。
 新規レースはナッシュヴィル(テネシー州)。今年のスケジュール変更で新設されたインディアナポリス・モーター・スピードウェイ(ロードコース)の2レース目がレギュラー化されることにもなった。カレンダーから落ちるのはサーキット・オブ・ジ・アメリカス(テキサス州)、アイオワ(アイオワ州)、リッチモンド(ヴァージニア州)だ。

 開幕は3月7日(日)。10年連続でフロリダ州のセイント・ピーターズバーグにて。2020年最終戦の舞台でもあるので、3ヶ月ちょっとのインターヴァルでの連続開催という珍しいケースになる。
 3月はこの1レースだけで、4月もアラバマ州のバーバー・モータースポーツ・パーク(11日決勝)とカリフォルニア州のロング・ビーチ(18日決勝)の2レースのみ。

2020年10月4日日曜日

2020 INDYCARレポート 第13戦 インディーカー・ハーヴェストGP Race2 決勝:パワーの圧勝と、急伸のハータ

Photo:INDYCAR (James Black) クリックして拡大


 パワー、完璧な形でシーズン2勝目!キャリア通算39回目

 ウィル・パワー(チーム・ペンスキー)がまたしても……の完全勝利。ミッド・オハイオのレース1で強さを見せつけた彼が、インディ=・ロードコースのレース2ではポール・ポジションから75周全ラップをリードしての勝利を飾った。キャリア39勝目だ。ミッド・オハイオに続くシーズン2勝目。もっと勝っていても不思議はない強さを今日のパワーは見せていた。

2020 INDYCARレポート 第13戦 インディーカー・ハーヴェストGP Race2 予選:レース2のPPはウィル・パワー=キャリア61回目

Photo:INDYCAR (James Black) クリックして拡大

昨日よりも気温が下がった予選
第1グループではハータがトップに

 レース2の予選は快晴下で行われたが、グループ1のセッション開始時の気温が11℃で、グループ2開始時までには12℃まで上がったが、そのまま最後まで12℃のまま。風は弱かったものの非常に寒いコンディションでの戦いになっていた。

Photo:INDYCAR (Chris Jones) クリックして拡大

 先に走ったグループではアレックス・パロウ(デイル・コイン・レーシング・ウィズ・チーム・ゴー)がフレッシュ・レッドを2セット投入。1分9秒1584のベストを出したが、ブラックで走った後にレッドにスイッチしたコルトン・ハータ(アンドレッティ・ハーディング・スタインブレナー・オートスポート)が1分9秒1017でトップとなった。二人の差は僅かに0.0567秒だった。