Photo:INDYCAR (Chris Jones) クリックして拡大 |
レース2もポール・トゥ・フィニッシュ
アンドレッティ・オートスポート、1-2-3達成
ミッド・オハイオでのダブルヘダーはどちらもポール・トゥ・フィニッシュとなった。しかし、レース1とレース2では表彰台の顔ぶれが大きく違っていた。
土曜日のレース1はウィル・パワー、ジョセフ・ニューガーデンの順でチーム・ペンスキ&シヴォレーによる1-2フィニッシュで、3位がアレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)だった。
それが日曜のレース2は、コルトン・ハータ(アンドレッティ・ハーディング・スタインブレナー・オートスポート)が優勝。2位は唯一2日連続表彰台のロッシで、3位はライアン・ハンター-レイとアンドレッティ軍団が表彰台を独占したのだった。
2005年のホンダ・グラン・プリ・オヴ・セイント・ピーターズバーグで、アンドレッティ・グリーン・レーシングが1-2-3-4フィニッシュを飾った。1チームによる1-2-3は他にもそこそこあるが、1-2-3-4はこの2005年以外には記録されていない。4台を走らせるチームなどほとんどないし、その全員を上位でフィニッシュさせるのは至難なのだ。あの年のレースは、ダン・ウェルドンが終盤にトニー・カナーンをパスして優勝し、3位がダリオ・フランキッティ。コルトンの父ブライアンが4位で、一緒に喜びつつも少し照れている感じだったが、今日はコルトンが主役の1−2−3となった。そして、ホンダ・インディー200での1-2-3フィニッシュともなった。4位はグレアム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)で、5位はマーカス・エリクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)。シヴォレーの1-2フィニッシュの翌日、ホンダは1-2-3-4-5を達成し、おおいに溜飲を下げたのだった。