インディー500での勝利からわずか5日後、再びサーキットに現れた佐藤琢磨のマシンには、2度のインディー500優勝者を示すデカールが追加されていた Photo:INDYCAR (Joe Skibinski) クリックして拡大 |
ダブルヘダー、予選前1回だけのプラクティス
ウェスト・コーストでの2レースがキャンセルになってダブルへダー化されたワールド・ワイド・テクノロジー・レースウェイ・アット・ゲイトウェイ(以下=ゲイトウェイ)は、インディー・プロ2000、ARCAとNASCARトラックとの共催となったことで、金曜に確保されたプラクティスは1時間半だけ。しかも、最初の30分間はルーキーとファースト・タイマーによる占有とされた。この中で決勝用セッティングを進め、予選用のセッティングとシミュレーションまで行わないといけないのだから、最初にコース・インする時のマシン・セッティングが極めて重要だった。