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ウインドスクリーン装着の影響はあまりなし!
テスト2日目も朝起きると雨。しかし、午後になって天気は回復。気温は14℃までしか上がらず、路面も完全なるドライ・コンディションにはとうとう最後までならなかったが、午後6時まで25台のマシンが慌ただしく走行を重ねて行った。
徐々に乾いて行き、ラバーも乗って行った路面で最終的にトップになるラップタイムを記録したのは、ウィル・パワー(チーム・ペンスキー)だった。そのベストは1分46秒7603。昨年のポールシッターはパワーで、1分46秒0177がレッドタイヤを使った予選でのベストだった。路面の舗装の一部が新しくされ、バンプが削られている部分もいる。ラップタイムを向上させる要素はあった。コースの縁石を乗り越えたライン採りも今年は禁止になっており、そうした走りで記録されたラップはカウントされずにいた。エアロスクリーン装着によって25kgほどマシンは重量が増えている。しかも、コクピット上部にそれだけの重さが加わったのだから、ラップタイムへの影響は大きいはずだが、想像していたよりも小さかった印象だ。
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