Photo:INDYCAR(Getty Images) |
スコット・マクロクリン、2021年ペンスキー入り
今週末のファイアストン・グラン・プリ・オヴ・セイント・ピーターズバーグでインディーカー・シリーズにデビューするスコット・マクロクリン(27歳)は、来シーズン、4カー体制に拡大するチーム・ペンスキーからフル・シーズン・エントリーを果たすと発表された。
チーム・ペンスキーはディック・ジョンソン・レーシングとのジョイントで出場を続けて来ていたヴァージン・オーストラリア・スーパーカー・チャンピオンシップへの参戦を取りやめ、56勝を挙げて来たドライヴァー、マクロクリンを引き抜いてアメリカのインディーカー・シリーズで走らせる。
パジェノー、パワーも残留で4カー体制に
「レーシング・ドライヴァーとして新たなキャリアへと踏み出す機会を与えてもらい、世界のトップ・レヴェルのドライヴァーたちと競えることを楽しみにしている」とマクロクリンは話している。
COTAのテストで2号車をドライブしたマクロクリン Photo:INDYCAR (Jonathern Ferrey) クリックして拡大 |
COVID-19パンデミックの影響を南半球のツーリング・カー・シリーズからの撤退の理由に挙げたチーム・ペンスキーだが、経済的に非常に難しいこの時期にインディーカーのチームは4カーに体制を拡大するというのだから驚く。そこまでマクロクリンの才能を高く評価しているということだ。チーム・ペンスキーはインディーカーである程度の実績を挙げたドライヴァーを雇い入れて来たが、マクロクリンはインディーカー・シリーズへのデビューをチーム・ペンスキーから果たすことになる。
今回の発表により、シモン・パジェノーとウィル・パワーのシートも安泰と判明した。少なくとも2021年は……。
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