ポールポジションを獲得したアキュラDPi 6号車のディーン・キャメロン Photo:IMSA(LAT)
9月のロード・アトランタを経て迎えたプティ・ル・マン
今年のプティ・ル・マンはいつもと少々事情が違う。ワトキンス・グレン・インターナショナルのあるニュー・ヨーク州がパンデミックの影響が大きかったためにレースが行えず、代わりにジョージア州のロード・アトランタで9月の頭に6時間耐久が開催された。多少季節が異なるとはいえ、アトランタ郊外の丘陵地帯にあるタフなコースにおいて、最新ヴァージョンのマシンで6時間というそこそこ長時間のレースを一度行った状況で10時間耐久レースが争われることになったのだから、全チームがより高い戦闘力を備えた状態でサーキット入り。当然、予選からバトルは熾烈なものとなった。今週末のアトランタは好天に恵まれており、今日も日中の気温は20℃以上となっていた。
アキュラDPi、僅差で予選1-2
キャディラックが3、5位、マツダが4,6位に
9月のPPタイムは1分8秒874(アキュラ)だった。今日もPPはアキュラだったが、PPラップは1分8秒412に縮まっていた。同クラスのコース・レコードだ。予選2位もアキュラ(アタック担当はリッキー・テイラー)で、タイムは1分8秒506と、その差は0.094秒しかなかった。アキュラのフロント・ロウ独占だ。キャメロンにとって今季2回目のPPは、アキュラとしては4レース連続ともなった。
予選3、5位がキャディラックで、9月のレースで2位フィニッシュしたマツダは予選4、6位だった。
キャメロンは明日のレースをファン・パブロ・モントーヤ、シモン・パジェノーとのトリオで戦う。そして、テイラーはエリオ・カストロネヴェス、アレクサンダー・ロッシとカー・ナンバー7をシェアする。4レース連続PPを記録した彼らは、レースでの4連勝達成に挑戦する。10時間のレースも全面的にドライ・コンディションで争われることと期待がされている。
以上
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