イエローチェッカーでアキュラが参戦4年目にして初優勝 Photo:Masahiko Amano クリックして拡大 |
アキュラ2台がレースをリード、マツダが追う展開に
快晴下で始まったロード・アメリカでのレースは、フロント・ロウ・スタートだった2台のアキュラARX-05がリードし、マツダRT24-Pが追う展開になった。4台と台数は一番多いキャディラックDPi-V.Rだが、今回は優勝を狙えるペースを実現できていなかった。
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2回目のピット直後にマツダ77が7号車のカストロネヴェスをパス
レース序盤、アキュラの1台とマツダの1台が小競り合い。接触が重ねられた。IMSAはそのきっかけを作ったデイン・キャメロンのドライヴィングにペナルティを課すことに。ピットに呼ばれた彼らのカー・ナンバー6は優勝争いから脱落した。
リッキー・テイラーからエリオ・カストロネヴェスへとバトンが渡されてもアキュラはトップを保ち続けた。ところが、2回目のピット直後にオリヴァー・ジャーヴィス駆るマツダのカー・ナンバー77がカストロネヴェスのアキュラをパスし、リードを広げて行った。これで勝負あり……と見えた。
突然の豪雨でレッド・フラッグに
残り7分でレース再開するも、スリックタイヤのマツダはピットイン
キャディラック10号車をカストロネヴェスがラスト5分で逆転!
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短時間で雷雲は去り、雨も弱まったことからレースは再開された。しかし、もう残り時間は7分半分しかなかった。トップのマツダはスリック・タイヤだったためにピットへ向かい、優勝争いはキャディラックのカー・ナンバー10とアキュラのカー・ナンバー7に絞り込まれた。レンガー・ヴァン・ダー・ザンデのキャディラックは必死に逃げたが、雨の中でもアキュラの優位は変わらず、カストロネヴェスが見事なパスを最終コーナーでやってのけ、トップを奪い返した。ゴールまで5分というところだった。
ホワイトフラッグ後にまたも豪雨でイエローフィニッシュに
参戦4年目にしてアキュラARX-05 遂に初勝利
カストロネヴェスに抱き着くテイラー Photo:LAT Images クリックして拡大 |
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以上
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