2020年8月2日日曜日

2020 ジャック・アマノのINDYCARレポート IMSA 第4戦 IMSA スポーツカー・ウィークエンド:アキュラがロード・アメリカ予選で1−2

ポールポジションを獲得したテイラー/カストロネヴェス組のアキュラDPi Photo:Masahiko Amano クリックして拡大
アキュラ・ペンスキー、2年連続のポール・ポジション

 7月17日、18日のインディーカー・ダブルへダー/ロード・アメリカでは、スコット・ディクソンとフェリックス・ローセンクビスト(ともにチップ・ガナッシ・レーシング/ホンダ)が1勝ずつを挙げた。その約半月後の今日、スポーツ・プロトタイプ・マシンによる予選がロード・アメリカで開催され、リッキー・テイラー(チーム・ペンスキー/アキュラDPi)の乗ったカー・ナンバー7がポール・ポジションを獲得し、予選2位は彼のチームメイトのデイン・キャメロン(カー・ナンバー6)が獲得した。アキュラ・ペンスキーによる2年連続のロード・アメリカ/フロント・ロウ独占が達成されたのだ。去年のPPはキャメロンだった。
テイラーの相棒はカストロネヴェス
予選2位のキャメロン・モントーヤ組にも期待
ライバルはデイトナで初優勝を飾ったマツダ

 テイラーのベストは1分49秒061。キャメロンは0.318秒差はで予選2位となった。4マイル以上と長いコースにしては、その差は極めて小さかったと言える。テイラーはこれでIMSAシリーズでのキャリア20回目のPP獲得。今シーズン初のPPともなった。
 テイラーとマシンをシェアするのはエリオ・カストロネヴェス。キャメロンの相棒はファン・パブロ・モントーヤだ。開幕からの3戦でまだ勝ち星のないペンスキー・アキュラ陣営だが、「このコースに僕らのマシンはマッチしている」とテイラーは語っており、明日は2020年初勝利を彼とカストロネヴェス、あるいはキャメロンとモントーヤのコンビが飾る期待が高まっている。

 ただし、予選3、4番手にはデイトナ・インターナショナル・レースウェイでのシリーズ第2戦で今季初優勝したマツダのDPiマシン2台が並んでおり、油断はならない。彼らの戦闘力は3勝を挙げた昨年以上に高くなっており、2020年シーズン2勝目に照準を合わせている。さらには、予選5位以下にキャディラック勢がズラリと4台。層の厚い彼らがデイトナ、セブリングに続くシーズン3勝目を伝統あるロードコースで記録する可能性も十分だ。明日のレースは午前11時05分にスタートの予定。2時間40分で争われる。
以上






















1 件のコメント:

  1. ペンスキーとアキュラの関係が今季で終了と聞きなんか寂しいけど、2年連続シリーズチャンピオン獲得して有終の美を飾ってほしいなぁ。

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