Photo:INDYCAR (James Brack) クリックして拡大 |
「グレアムが4周きっちりタイムが落ちずに行けたので
自分たちも行けるだろうと思いました」
――2番目というくじ運は良かったと思いますが、その感想から聞かせてください。
佐藤琢磨:すごい好条件でした。レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングの3台が1、2、7番目のアタックになりました。なかなかこんなくじ運てないと思うんですけど、そのコンディションの良さを活かして、今のところトップ9に残ってますけど、この後がどうなるかはわからないですね。
――グレアム・レイホールが先に走った。それはコクピットの中で見たと思いますが、どう見てましたか?
佐藤琢磨:ほぼ予想していた通り。もうちょっとスピードが伸びて欲しいなっていう希望はあったけども、実際はこんなものなのかな、と感じていました。4周をきっちり、タイムが落ちずに行けるかとどうかというのに注目していたので、そこができたので、自分たちも行けるだろうって思いました。
「昨日よりもコンディションは良く、4周きっちりマネージできました」
――自分が実際に走り出し、ウォーム・アップ・ラップを行いながら、感じたコンディションとかはどんなでしたか?
佐藤琢磨:昨日走った状態よりもコンディションは良かったですね。僕らが昨日タイムを出したのは午後12時過ぎだったので、それに比べれば路面温度は低かった。バランスが若干違ってたんですけど、マネージとしては4周きっちり行けましたね。ちょっぴりグレアムより遅かったのは引っかかりますけど、仕方がないです。
――風は今日はどうでしたか?
佐藤琢磨:風は今日も穏やかで、ほとんど影響はなかったでっす。
――4周目に少しスピードが落ちましたが、それは何か起きたんでしょうか?
佐藤琢磨:いや、あれはもうタイヤのデグラーションでした。
――持ってる力は出し切れた、という印象ですか?
佐藤琢磨:そうですね。コクピット・サイドでできることはやり切ったって感じですね。もう少し(スピードが)欲しかったですけどね。
「ファスト9に残れるといいですが
残れなかったらレースについてもう一度考えないと」
――今年のインディー500は予選までスムーズに来ていますね?
佐藤琢磨:そうですね。この後、ファスト9に残れるといいんですけどね。残れなかった場合はレースについてもう一度考えないといけないかもしれない。プラクティスは明日とカーブ・デイしかないので……。まずは、今日の予選が全部終わるまで、行方を見て行きたいと思ってます。
――今日、もう1回アテンプトする可能性は?
佐藤琢磨:わからない。この後のコンディションにもよるけれど、良くなることはないでしょうから。
――暑い中でチャレンジするのは無謀ですよね?
佐藤琢磨:暑かったら速くなる可能性はないですからね。
午後1時42分
出場33台のアテンプト完了。琢磨は”オン・ザ・バブルの9番手にいる。
以上
0 件のコメント:
コメントを投稿