ディクソン、開幕3連勝を達成! Photo:INDYCAR (Chris Owens) クリックして |
ニューガーデン、独走態勢を築くものの
2回目のピットストップで痛恨のエンジンストール
素晴らしい快晴、気温が27℃と暑過ぎない最高のコンディシ ョン下、大勢のファンをコースサイドに迎えての今シーズン最初の レースはスタート。サーキット全体に大きな高揚感が満ちる中、2 3台がロード・アメリカのメイン・ストレートを一斉に加速して行 った。
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ポール・ポジションから危なげなくトップを守ったジョセフ・ニュ ーガーデン(チーム・ペンスキー/シヴォレー)は、2番手以下を 突き放し、2回目のピット・ストップを迎える前には10秒近い差 をつけたこともあった。しかし、28周目のピットでニューガーデ ンはエンジンをストールさせ、再始動に時間がかかって12番手ま で後退。トップ争いへの復活を果たすことは、とうとう最後までで きなかった。
レース序盤から圧倒的な速さを見せつけ、手を付けられないのではと感じさせたニューガーデンだったがPhoto:INDYCAR (Chris Owens) クリックして拡大 |
ピットでディクソンに逆転を許す
トップからニューガーデンが転落。代わってレース・リーダーには
連続ピットミス発生とらしくないペンスキー勢
パワーはギアセッティングが悪くリスタートで逆転ならず
優勝のみを目指す気迫むき出しの走りを見せるパワー Photo:INDYCAR (Chris Jones) クリックして拡大 |
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ディクソンは首位に立ってからも全く危なげない走りでパワーを引き離す。最後のリスタートでも付け入るスキを与えず Photo:INDYCAR (Joe Skibinski) クリックして拡大 |
ルーキー、パロウ、堂々の走りで3位表彰台
3位でゴールしたのは、ルーキーのアレックス・パロウ(デイル・ コイン・レーシング・ウィズ・チーム・ゴー/ホンダ。「凄い。本 当に嬉しい」と彼は大喜びで、「初表彰台まで時間がかかった」と いう驚きのコメントも飛び出した。デビューから3レースで表彰台 に上れるドライバーはそうそういない。
「自分たちにはもっとプラクティスが必要。そういう状況でもマシンは良くなって行っているけれどね。自分としては、マシンに乗っていて、前より随分とカンファタブルになっている。チームとの関係も良くなっていると思う。今日は少々ラッキーでもあった。正直、そう思う。特にリスタートに関して。何かをトライし、それが効果を表す、そうした1日になってもいた。予選は運に恵まれずに14位だったけれど、レースでの僕らには運があった」とパロウはコメントした。
佐藤琢磨、粘りの走りで2戦連続トップ10フィニッシュ達成
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佐藤琢磨、粘りの走りで2戦連続トップ10フィニッシュ達成
「プラ クティスではチームメイトのグレアム・レイホールとは少し違うマ シン・セッティングをトライ。グレアムの方が良かったので、その 良い部分を自分のマシンにもトライしたけれど、考えていた通りの 向上はありませんでした。予選ではリヤのグリップがなく、 予選結果は15位。レースではスタート直後の1周目がひどく、他 車に押し出されたような感じになって、先週のような、ずっと後ろ から追い上げるレースを戦うことになっちゃいましたね。 それでも、走り続けるとマシンは徐々に良くなって行って、レッド とブラック、二種類のタイヤに関しても非常に良いデータを得るこ とができたと思います。明日の予選が楽しみですね。プラクティス がもう1回あってくれたら嬉しかったけれど、それはないので予選 で今日とは違ったセッティングを試します。それがうまく行ったら、 レースでも前に出て行って戦うチャンスができると思うので」と、 琢磨は前向きに話していた。
以上
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