2020年7月5日日曜日

2020 INDYCARレポート R2 GMRグラン・プリ ウォームアップ:最速はスコット・ディクソン

Photo:INDYCAR (Joe Skibinski) クリックして拡大
ディクソン、レースに向けてセットアップ向上


 決勝日午前中のウォーム・アップは30分間。
 気温は28℃と、昨日のプラクティス、予選より僅かにだが低かった。
 このセッションでの最速ラップとなる1110711をマークしたのはスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング/ホンダ)だった。16周を走ってレース用セッティングを確認し、12周目にベストを出していた。予選はファイナル進出を惜しくも逃しての7位だったが、レースに向けての仕上がりは上々のようだ
 

ニューガーデン、速い段階で好タイムを出し2番手に

 2番手は1112178を記録したジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー/シヴォレー)。予選6位だった彼は19ップをこなしたが、ベストは6周目という早い段階で出していた。
 3番手はライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート/ホンダ)の1112380
 4番手は予選も4位だったグレアム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング/ホンダ)。ベストは1114352だった。
 5番手はフェリックス・ローゼンクヴィスト(チップ・ガナッシ・レーシング/ホンダ)=1114380
 スポット参戦で、予選は23位だったセイジ・カラム(ドレイヤー&レインボールド・レーシング/シヴォレー)が11144996番手につけたのは、評価してよいパフォーマンス。
 今週まだ目立てていないアレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート/ホンダ)が11148557番手だった
 昨日の予選でキャリア・ベストの2位につけたジャック・ハーヴィー(メイヤー・シャンク・レーシング/ホンダ)は8番手=1115784
 9番手は予選3位のコルトン・ハータ(アンドレッティ・ハーディング・スタインブレナー・オートスポート/ホンダ)で、ベストは1115884だった。

佐藤琢磨、10番手タイムをマーク!

Photo:INDYCAR (Chris Jones) クリックして拡大
 そして、佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシン/ホンダ)が10番手。17ラップを走り、ベストとなる1117145をマークしていた。
 琢磨とレイホール二世のチームメイトとなって今回スポット参戦しているスペンサー・ピゴット(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング・ウィズ・シトローン・ビュール・オートスポート)は、111718711番手だった。

パワーは16番手、予選健闘のアスキューは18番手にとどまる



 ポール・シッターのウィル・パワーチーム・ペンスキー/シヴォレー)は19周したが、ベストは111900116番手。
 ルーキーながら予選5位と健闘しているオリヴァー・アスキュー(アロウ・マクラーレンSP/シヴォレー)は1120027ベストでウォーム・アップは18番手だった。

 さらに後方の21番手だったのが、GMRグラン・プリ3勝のシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー/シヴォレー)。1ラップしてのベストは1121038だった。


同日開催のNASCAR エクスフィニティシリーズと

インディーカーのタイムは120秒ほど


 今日の午後、インディーカーのレースの後にはNASCARエクスフィニティ・シリーズ(最高峰のカップ・シリーズの下に位置する)のレースが開催される。彼らもプラクティスを昨日行なったので、参考までにラップ・タイムを記しておくと、2セッション目でトップだったオースティン・シンドリック(チーム・ペンスキー/フォード)1297332番手だったAJ・アルメンディンガー(コーリグ・レーシング/シヴォレー)が130200だった。インディーカーとの差は1周につき20秒近い。オーヴァルコースで戦うように作られているストック・カーにとって、ロードコースは非常に厳しいとわかる。お察しの方もおられるでしょうが、オースティンはチーム・ペンスキー社長のティム・シンドリックの息子。アルメンディンガーは元チャンプカー・ドライヴァーで、インディーカーのレース出場経験もある。

以上

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