第2戦のエントリーは開幕戦から2台増えて26台!
無観客でのインディーカー・レース#2、GMRグラン・プリが始まった。
インディアナ州インディアナポリスのインディアナポリス・モーター・スピードウェイ、全長2.439マイルのロードコースでのプラクティスは、アメリカ東部時間の午前11時間半から90分間、天候は晴れ、気温は32℃、路面はドライというコンディションで行われた。エントリーはテキサス州での開幕戦ジェネシス300より2台多い26台。
パワー、このセッション唯一1分9行台をマーク!
2番手はデイル・コインのフェルッチ
最速ラップをマークしたのは、このレースで最多タイの3勝(2015、2017、2018年)を挙げてきているウィル・パワー(チーム・ペンスキー/シヴォレー)。彼が走った30周のうちの27周目に記録されたベストは、1分09秒9487だった。
2番手につけたのはインディーカー3年目、22歳のサンティーノ・フェルッチ(デイル・コイン・レーシング・ウィズ・ヴァッサー・サリヴァン/ホンダ)。パワーとの差は0.1755秒あった。
3番手はマーカス・エリクソン(チップ・ガナッシ・レーシング/ホンダ)。インディーカーは2シーズン目、29歳の彼は、パワーとは0.2161秒の差があったが、フェルッチとは0.0406差の僅差。
4番手は21歳のパト・オーワード(アロー・マクラーレンSP/シヴォレー)。2018年のインディー・ライツ・チャンピオンは、エリクソンと0.0226秒差だった。
5番手はスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング/ホンダ)。ここまでがパワーからコンマ3秒以内に入っていた。
2番手から10番手のアスキューまではタイム接近
6番手以下にはライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート/ホンダ)、パワーと並ぶIMSロード・コース3勝のシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー/シヴォレー)、8番手がフェリックス・ローゼンクヴィスト(チップ・ガナッシ・レーシング/ホンダ)がつけた。そして、9番手には佐藤琢磨とグレアム・レイホールのチームメイトとなってスポット参戦するスペンサー・ピゴット(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング・ウィズ・シトローン・ビュール・オートスポーツ)。彼がセッション終了間際に出したベストは1分10秒3633秒だった。トップ10最後のポジションはルーキーのオリヴァー・アスキュー(アロー・マクラーレンSP/シヴォレー)が手に入れた。パワーが突出しているが、2番手以下のラップ・タイムが接近していた。フェルッチからアスキューまでが0.24秒の中に収まっていたのだ。
ニューガーデン、ロッシはスロースタート
佐藤琢磨もこのセッション25周を走行して16番手
昨年度チャンピオンのジョセフ・ニューガーデンはトップと0.4375秒差の12番手。アレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート/ホンダ)はトップと0.5717秒差の15番手、佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング/ホンダ)はベストが1分10秒5381で、トップと0.5894秒差の16番手だった。25ラップをこなし、ベストは22周目に記録された。チームメイトのグレアム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング/ホンダ)は1分010秒6854で19番手だった。
もう、この後は予選=午後4時半開始で、明日の午前中にウォーム・アップ・セッションがある。
以上
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