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ブラック・タイヤでのスタートと3ストップ
天候:晴れ
気温:31〜33℃
昨日の予選でQ3進出をギリギリ逃す7位となった直後、「明日は
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2回目のピット直後のイエローで一気に攻勢に
ブラックには僅か10周で見切りをつけた。その決断力が勝利を呼 び込んだ。レース展開も味方した。彼が2回目のピット・ ストップを終えて間も無く、大健闘していたルーキーのオリヴァー ・アスキュー(アロウ・マクラーレンSP/シヴォレー) がクラッシュ。これで出されたフル・コース・ コーション中に予選1、6位だったウィル・パワー(チーム・ ペンスキー/シヴォレー)とジョセフ・ニューガーデンチーム・ ペンスキー/シヴォレー)など序盤の先頭グループは2回目のピッ ト・ストップに向かった。ディクソンが2ストップ作戦の3人の後 ろの4番手につけたのに対して、 パワーたちは13番手以下に埋もれることとなった。
2ストップ作戦が的中したかに見えたレイホールをパス
一気に引き離してディクソン開幕2連勝達成
2ストップ作戦のグレアム・レイホール(レイホール・レターマン
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予選では開幕戦テキサス、第2戦インディーとシヴォレー勢がポー ル・ポジションを連取したが、レースでは5度のタイトル獲得歴と歴代3番目の優勝数を誇るディクソンが、チップ ・ガナッシ・レーシング、ホンダ・エンジンとともに2連勝を記録 した。
レイホール、粘って2位! 3位は後方スタートのパジェノー
レイホール、粘って2位! 3位は後方スタートのパジェノー
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2位はレイホール。3位は20番グリッドからスタートしたシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)だった。
レイホールはレースを通して安定したスピードを保ち続け、昨年の テキサスでの3位以来となる表彰台に上った。
パジェノーは予選がQ1での敗退だったが、ディクソンとほぼ同じ 作戦だったことで展開を味方につけ、やはりディクソン同様にレー ス・ぺースが良かった。開幕戦テキサスで2位だった彼は、 2連続のポディウム・フィニッシュだ。
4位はコルトン・ハータ(アンドレッティ・ハーディング・スタイ ンブレナー・オートスポート/ホンダ)。5位は19歳のオランダ 出身ルーキー=リーナス・ヴィーケイ(エド・カーペンター・ レーシング/シヴォレー)がつけた。
いきなりオーヴァルで……とな ったデビュー戦テキサスでは序盤にしてスピン、クラッシュしたヴィーケイだったが 、ロードコースでの戦いではステディな走りを最後まで続けること ができていた。
佐藤琢磨、スタートすぐのマシントラブルも克服
パジェノーは予選がQ1での敗退だったが、ディクソンとほぼ同じ
予選20位から3位入賞したパジェノーは30℃オーバー、ウインドスクリーン付きマシンでの戦いに疲労困憊 Photo:INDYCAR (Chris Jones) クリックして拡大 |
安定した走りで上位につけ、4位争いを繰り広げたハータとヴィーケイ Photo:INDYCAR (Joe Skibinski) クリックして拡大 |
佐藤琢磨、スタートすぐのマシントラブルも克服
あきらめない走りでトップ10フィニッシュ
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佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング/ホンダ)は、17番グリッド
からスタート。ペースが上がらず最後尾まで下がったが、そこから徐々にペースを復活させて行って10位フィニッシュ……という非常に粘り強レースを戦った。
「走り出してすぐにリヤ・サスペンションの一部が壊れてしまった 。それでマシンは想定した通りの動きをしなくなり、曲がりづらく なっていました。それでもフロント・ウィングを大幅に立てて行く ことで対処して、最後の方にはまずまずのペースで走ることができ いました。何台ものマシンとバトルを続け、彼らをオーヴァーテイ クして行ってのトップ10フィニッシュとなりました。 グレアムが2位でゴールしたように、自分たちのマシンには力があ った。だから10位という結果じゃ満足できないし、 嬉しくないけれど、状況を考えれば良い結果にできたかな、 と思います。レースが終わってカウルを開けた時、どんなトラブル が起きていたのかはすぐにわかった。チームの人たちもそれを見て 、”この状態で、よくあれだけの走りができたな。バトルを戦い抜 いてトップ10入りまでしたのは凄い”と喜んでくれていました。 チームの士気が上がったと感じました。オフの間からトライして来 ている新しいロードコース用セッティングも良い感触が得られてい ますから、壊れたパーツの対策がどこまでできるかわかりませんが 、それを行なって臨む次のロード・アメリカが楽しみです」と琢磨 は語った。
以上
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