9月の西海岸イベント3戦がキャンセルに
NTTインディーカー・シリーズは、またしても2020年のスケジュールを変更した。これが最後の変更になるといいのだが……。
今後のミッド・オハイオ・スポーツ・カー・コース、ワールド・ワイド・テクノロジー・レースウェイ、インディアナポリス・モーター・スピードウェイ・ロードコースでの3イヴェントがダブルへダー化されるのだ。それは、9月に予定していた西海岸のポートランド・インターナショナル・レースウェイ(オレゴン州)、ウェザーテック・レースウェイ・ラグナセカ(カリフォルニア州)でのダブルヘダー=合計3レースがCOVID-19パンデミックの影響でキャンセルを余儀なくされたためだ。カリフォルニア州は感染者数がニュー・ヨーク州を超えてアメリカ・トップとなった後も感染拡大が止まらず、ポートランドは州の定めた大型集会禁条例が9月中は有効な上、ダウンタウンでの大型デモが続いている問題もある。
今年予定したイヴェントでキャンセルになったのは、バーバー・モータースポーツ・パーク、ロング・ビーチ、サーキット・オブ・ジ・アメリカス、デトロイト、リッチモンド、トロントに続き、トータル8イヴェント=10レースに。春のロング・ビーチも開催されなかったため、今年のインディーカー・シリーズはとうとう一度も西海岸を訪れないことにもなった。
インディーカーは、「14レースを確保するため」と、さらなるダブルへダー増を説明したが、最終戦として復活したセント・ピーターズバーグは、フロリダ州の感染拡大が収まっていないため、10月末とまだ先の話だが、開催できるか心配な状況が続いている。
以上
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