第2戦サーキット・オブ・ジ・アメリカスに次ぐ今季2勝目でルーキー・イヤーを締めくくったハータ。アンドレッティで走る来シーズンが今から楽しみだ Photo:INDYCAR (Chris Jones) クリックして拡大 |
2019年NTTインディーカー・シリーズの最終戦は、2004年以来となるウェザーテック・レーズウェイ・ラグナ・セカで開催され、予選でルーキーながら自身3回目、2戦連続のポール・ポジション獲得を果たしたコルトン・ハータ(ハーディング・スタインブレナー・レーシング)がポール・ポジションを獲得。彼は2時間近いロング・バトルでも強さを誇示し続け、見事な圧勝を飾った。スタートから中盤戦までは5回のタイトル獲得歴を持つスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)、2016年チャンピオンのシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)からのプレッシャーを受け、終盤には彼らに代わって2番手に浮上して来た2014年チャンピオンのウィル・パワー(チーム・ペンスキー)から猛チャージを受けた。しかし、19歳のルーキーはまるで動じることなく、90周のうちの83周をリードしてキャリア2勝目でシーズンを締めくくった。