2019年4月6日土曜日

2019 INDYCAR レポート R3 ホンダ・インディー・グランプリ・オヴ・アラバマ Day1 プイラクティス2:午後のセッションはジェイムズ・ヒンチクリフがトップ・タイム

初日の2セッショントータルで首位に立ったのはヒンチクリフ Photo:INDYCAR (Chris Owens) クリックして拡大
ヒンチクリフ、レッドタイヤでベストタイムをマーク
しかし本人はマシンの状態にまったく満足できず
 プラクティス2は完全ドライ。気温は22℃まで上がり、セッション終盤には陽も出て、23℃にまでなった。路面は31℃でスタートし、37℃まで上がったところで走行終了となった。
 最速ラップとなる1分08秒9994をマークしたのは、ジェイムズ・ヒンチクリフ(シュミット・ピーターソン・モータースポーツ)。サンティーノ・フェルッチ(デイル・コイン・レーシング)がクラッシュして出されたレッド・タイヤの後に、レッド・タイヤ装着で記録した。彼以外のドライバーたちで、レッド・タイヤでブラックを上回るタイムをマークした者は少ない。
 「セッション・トップにはなったがマシンの状態にはまるで満足していない……なんて初めてだと思う。今日は誰もレッド・タイヤの実力を期待していた通りに引き出すことができなかったっていうことだと思う」とヒンチクリフは話した。

2019 INDYCAR レポート R3 ホンダ・インディー・グランプリ・オヴ・アラバマ Day1 プラクティス1:バーバーでのプラクティス1はフェリックス・ローゼンクヴィストが最速

コースにラバーが乗る前から積極的に走行を重ねたローゼンクヴィストがこのセッションをリードする Photo:INDYCAR (Joe Skibinski) クリックして拡大
 雨上がりのコースコンディションでルーキーから走行開始

 昨晩到着した時のアラバマ州バーミンガムは小雨で、気温16℃。
 今朝のバーバー・モータースポーツ・パークは、曇りで気温18℃。ただし、朝方まで雨が残ったことで路面は思い切りグリーンだった。
 走行時間は45分。しかし、路面でき上がるのを誰もが待ちたい。いつものことながら、セッション前半は走る者少なし。1セット多くタイヤを供給されるルーキーたちがまず走り始めた。
 参考までに去年のデータを。ポール・ポジション・タイム(ジョセフ・ニューガーデン/チーム・ペンスキー)は1分07秒4413で、予選最速はQ2でニューガーデンが記録した1分07秒0583だった。

 ルーキー・アワーに最速ラップをマークしたのはフェリックス・ローゼンクヴィスト(チップ・ガナッシ・レーシング)=1分09秒4584だった。2番手にコルトン・ハータ(ハーディング・スタインブレナー・レーシング)=1分09秒4987。
 ここでマテウス・レイスト(AJ・フォイト・エンタープライゼス)がアウト・ラップ中のクラッシュ。前後ウィングを壊してストップ。赤旗に。

2019年4月1日月曜日

2019 ジャック・アマノのインディーな1日 3月23日:オースティンの土曜日、本場テキサスのバーベキューにトライ!

手作り感が良い雰囲気出してる店の看板。州の形をロゴに使うのはテキサスの常道ですね Photo:Masahiko Amano クリックして拡大
行列のできる店、“テリー・ブラックス”
 オースティンには3泊。到着の木曜は夜遅かったのでチョイスも少なく、相棒の大好きなメキシカン。ふた晩目はお付き合いでブラジリアンたちと会食。彼らのホテルにあるスポーツ・バーでハンバーガーをご馳走になる。で、三晩目、ついにバーベキューへ。テキサスといえばバーベキューだから、1回ぐらいはトライしないと。2月に合同テストで来た際にライター仲間の自称グルメ氏に教えてもらった店。去年、一昨年に行ったダラスの名店2軒も彼の推薦だった。その御礼にロング・ビーチではガーデナの蕎麦屋に招待したら、オーセンティック・ジャパニーズに大喜びだった。


ネオンサインの後ろに煙突が何本も。駐車場横にあるこの小屋(=といっても結構なサイズ)で毎日せっせと肉が焼かれている。蓋ができる丸い……グリル……って言うのかな?  が中には何個も並んでた。夏ここで働くのは地獄でしょうね Photo:Masahiko Amano クリックして拡大
 オースティンのバーベキュー店、行ったのは”テリー・ブラックス”。ダウンタウンの南、コロラド川沿いの閑静なエリアにあった。店に到着してすぐ目に入ったのは、長蛇の列。晩飯時で並んでないような店なら、味もしれてるってこと。並ぶのは好きじゃないけど、受け入れるしかない。並んでた地元の人に、「そんなにかからない」って言われたし。

2019年3月31日日曜日

2019 ジャック・アマノのインディーな1日:デイトナ・ビーチのNASCAR本部を訪れる


スプリング・ブレイクにはもう暖かな場所として全米から人が集まって来るデイトナ・ビーチ。訪れる前の週はバイク・ウイークで大賑わいだった。4月を過ぎた頃から、この辺りは酷暑が5ヶ月ぐらいは続くためか、本部ビルの窓は強い日差しを跳ね返すミラーになっていた。現代的なルックスとも言えるが、ちょっとギラギラし過ぎ。これは入口のある北側 Photo:Masahiko Amano クリックして拡大
MSA首脳のインタビュー取材でNSACAR本部に

 フロリダ州でのレースが続いたので、その合間にデイトナ・ビーチへ行って来た。IMSA(=International Motor Sports
Association, Inc.)の首脳に話を聞く某モーターレーシング専門誌の企画で。
 IMSAの本部はその親会社であるNASCARの本部と一緒の場所。多くのサーキットを運営するISC(=International Speedway Corp.)も同様。訪れたのは、快晴だが風の強いウィークデイのランチ前だった。