マツダに初のオーバー・オールでのポールポジションをもたらした77号車のオリバー・ジャービス Photo:Lat Images クリックして拡大 |
午後のセッションのトップ4は4メーカーに分散
激しいストームは朝方に大西洋へと抜け、公式練習1回目は予定どおりに午前10時20分に始まった。気温は20℃と高め。しかし、路面はハーフ・ウェットでスタート。セッションの最後にようやくほぼドライに……という状況だった。トップ3はキャディラック勢が占めたが、本格的走行を行わないチームもあった。
午後になって2回目のプラクティスが行われるころ、路面は完全なドライ・コンディションになっていた。全カテゴリーがスピード・アップし、各エントラントの実力が見え始めた。DPiのトップ・タイムは合同テストでも最速だったマツダの1台=55号車がマークし、2番手は昨年のデイトナで勝ったキャディラックの5号車が記録。3番手は今年は1台だけになっているニッサン(しかもチームは昨年までとは異なる)、4番手はアキュラの7号車だった。トップ4が異なる4ブランドのマシン。IMSAのルール=バランス・オブ・パフォーマンスは去年より更にうまく行っていると見えた。