タイヤ5セットのアドバンテージを生かしてハータがトップタイム Photo:Stephen King |
気温:18~21℃
15年ぶりのラグナ・セカでのインディーカー開催
カリフォルニア州モンテレー郊外のラグナ・セカ・レースウェイでインディカーのレースは開催されるのは、2004年以来になる。当時の主催者団体はチャンプカーだった。
その最後のレースで優勝したのは、カナダ出身のパトリック・カーペンティア。そのレース出ていて今も現役なのが、セバスチャン・ブルデイ(現デイル・コイン・レーシング)、ライアン・ハンター-レイ(現アンドレッティ・オートスポート)。それ以前にラグナセカを走っていて今も現役のドライバーにはスコット・ディクソン(現チップ・ガナッシ・レーシング)、トニー・カナーン(現AJ・フォイト・エンタープライゼス)、エリオ・カストロネベス(チーム・ペンスキーでインディ500などスポット参戦)がいる。
テストセッションは実に6時間!
使用タイヤはベテラン4セット、ルーキーは5セット
名物コーナーのコークスクリューを持つ全長2.238マイルにほとんど変化はなし。しかし、大半のドライバーがインディカーでの走行経験を持たないことから、レースウィークエンド直前の木曜日がテストデイとされ、6時間もの走行時間が与えられた。今年度のチャンピオンを決定する最終戦とあって、主催者のインディカーとしては出場全チームが入念な準備を整えられる環境を提供した。テスト用タイヤは、ベテラン勢が4セット、ルーキーたちは5セットだった。
快晴の下のテストはスタート。午前中のトップタイムはスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)の1分11秒0996だった。2時間の走行ではトップ5をホンダ勢が占めた。
ルーキーのハータ、午後の走行でトップタイム
Photo:Joe Skibinski |
「すべて順調。プログラム通りに予選とレースに向けたセッティングを進め、ベースラインを作り上げることができたと思う。多くのトライをして、良いセッティングと悪いセッティングを見極めることができた」とハータは話した。
ポイントリーダーのニューガーデンは4番手とまずまず
ポイントランキング2番手にいるアレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)は、午後のセッションで9番手と、今ひとつ上位に食い込めていない。ベスト・ラップは1分10秒8231だった。
佐藤琢磨、午前午後トータルで23番手
Photo:INDYCAR (Joe Skibinski) |
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