2019年9月21日土曜日

ハータ、2019 INDYCARレポート R17 ファイアストン・グランプリ・オブ・モントレー Day1 プラクティス1:ルーキーが大健闘のフリー・プラクティス1






ハータ、ローゼンクビスト、フェルッチが1-2-3!

 ウェザーテック・レースウェイ・ラグナ・セカでの最終戦は今日から公式日程。カリフォルニアらしい快晴の下でフリー・プラクティス1が午前10時30分から開催され、コルトン・ハータ(ハーディング・スタインブレナー・レーシング)が、1分10秒7335の最速ラップを記録した。昨日の6時間に渡ったテストでもハータ二世は最速だった。ただし、昨日のベストは1分10秒0720と、今朝のベストより0.6615秒速かった。
 2番時計はフェリックス・ローゼンクヴィスト(チップ・ガナッシ・レーシング)の1分10秒8054だった。トップとの差は0.0719秒差と小さかった。そして3番手は1分10秒8837をマークしたサンティーノ・フェルッチ(デイル・コイン・レーシング)。最初のセッションはルーキーがトップ3を占めた。


タイトル争いのペンスキー勢は順調にトップ10圏内
一方、ロッシはフライング・ラップを赤旗にさえぎられて最下位


 タイトルコンテンダーたちは、ポイント・リーダーのジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)が1分11秒2460で9番手。ポイントスタンディング3番手のシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)は1分11秒1519がベストで6番手とまずまずのポジションにつけた。しかし、ポイント2番手のアレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)は、24台エントリー中の24番手だった。昨日とは異なるセッティングをトライしたようだったが、2回行なったフライング・ラップは両方とも赤旗に遮られた。結局彼が走ったのは4周だけ。セッティングを変更するためにロッシは早めに走行を終えた。

 ザック・ヴィーチ(アンドレッティ・オートスポート)が5番手。セバスチャン・ブルデイ(デイル・コイン・レーシング・ウィズ・ヴァッサー・サリヴァン)が7番手。8番手はスペンサー・ピゴット(エド・カーペンター・レーシング)。10番手にはマテウス・レイスト(AJ・フォイト・エンタープライゼス)が食い込んだ。
 その一方で、スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)が14番手、ライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)が15番手。

佐藤琢磨はこのセッション18番手
「フィーリングはよくなっているが、タイムが上がらない」

 佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は1分11秒6773で18番手。チームメイトのグレアム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は1分12秒0043のベストで21番手だった。
 琢磨は走行後、「フィーリングは良くなっているが、タイムが一緒に良くならなかった。コースは昨日の午後よりグリップが低くなっていた。今はまだオーバーテイクをどこで……ということよりも、走ることで精一杯の状況。攻めるとフロントもリヤも破綻してしまっている。昨日のようにグリップが上がって来れば、フィーリングの良くなっているマシンなのでラップ・タイムも良くなるはず。午後はレッド・タイヤで走るし、頑張らないと。このコースは抜きにくいので予選順位が重要になる」と話していた。
以上

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