2019年9月22日日曜日

2019 INDYCAR ニュース 9月21日:佐藤琢磨とレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングの2020年シーズンの契約が発表に

Photo:INDYCAR (Chris Jones) クリックして拡大
3年連続でレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングに
 
 NTTインディーカー・シリーズ最終戦の予選日、レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングは佐藤琢磨を2020年も彼らのドライバーとして起用することを発表した。
 2012年シーズンを共に戦ったのち、4シーズンをAJ・フォイト・エンタープライゼスで過ごした琢磨は2018年シーズンに向けてレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングと再契約。3シーズン連続で彼らとフル・シーズンを戦うこととなる。


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 琢磨はインディーカーで5勝を挙げて来ている。初優勝は2012年のグラン・プリ・オヴ・ロング・ビーチでAJ・フォイト・エンタープライゼスと共に飾り、2勝目は第101回インディアナポリス500で、アンドレッティ・オートスポートと記録した。そして3、4、5勝目をレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングで挙げて来た。それらは2018年のグラン・プリ・オヴ・ポートランド、2019年のホンダ・グラン・プリ・オヴ・アラバマとボマリート・オートモーティヴ・グループ500だ。琢磨はレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングと共にキャリア初めてとなる1シーズン2勝を今年マークしている。また、琢磨は今シーズン、バーバー・モータースポーツ・パークと、テキサス・モーター・スピードウェイでポール・ポジション獲得も果たしている。そして、2回の勝利以外でも、インディ500とデトロイト・グラン・プリのレース1で表彰台に上っている。

佐藤琢磨はチームにとって不可欠と語るボビー・レイホール
「琢磨との契約は来年に向けたプログラムの強化につながる」


 「今シーズンの琢磨が見せて来ている競争力の高さ、そしてリザルトを私たちはとても喜んでいます。彼の2回の勝利と2回のポール・ポジションは、彼の今シーズンの競争力の高さに見合っているものではありません。琢磨は他の多くのレースでも優勝を争える存在となって来ました。彼は私たちのチームにとって不可欠な存在となっています。琢磨と新たな契約を結ぶという決断は、私たちのチームに継続性をもたらし、それは2020年シーズンに向けたプログラムの強化に繋がります」とチームの共同オーナーの一人であるボビー・レイホールはコメントしている。

佐藤琢磨「チームの一員であることに誇りを持っています」

 琢磨自身は、「来シーズンもこのチームと一緒に歩んでいけることになり、本当に嬉しく思っています。チームのメンバーは誰もが僕を信頼し、全力でサポートしてくれます。僕にとってこのチームは本当に仕事がしやすく、チームの一員であることに誇りを持っています。今年も素晴らしいシーズンとなりました。大変な時期もありましたが、それがむしろ僕たちの結びつきをより強いものにしてくれました。チームの共同オーナーであるボビー(・レイホール)、マイク(・ラニガン)、デイヴィッド(・レターマン)、そしてチームメンバーのひとりひとりには、どんなに感謝しても感謝しきれません。残る今シーズンを力強く戦いきるとともに、来シーズンをともに戦うことを楽しみにしています」とコメントしている。
以上

1 件のコメント:

  1. 来季も琢磨選手の姿がインディで見られるんですね。本当に嬉しいです。

    最終戦、契約してくれたチームの為にも決勝で頑張ってほしいです。

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