「マシンが素晴らしく、走るのが楽しい!」という前日のコメントどおりの走りで、2日目午前のプラクティスでもパジェノーがトップに立った Photo:INDYCAR (Shawn Gritzmacher) クリックして拡大 |
ローゼンクヴィストも前日からの好調を維持して、ブラックタイヤで2番手につけた Photo:INDYCAR (Joe Skibinski) クリックして拡大 |
2番手も昨日と同じだった。ルーキーのフェリックス・ローゼンクヴィスト(チップ・ガナッシ・レーシング)が59秒4353までベストを縮めて来た。もちろん、こちらもブラック・タイヤ装着でだった。彼は27ラップを走り込み、21周目に自己ベストを出した。
3番手にはライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)が食い込んで来た……が、彼はその後にターン8でバランスを崩し、左サイドからタイヤ・バリアに突っ込み、セッション終了となった。
初日苦戦ぎみだったルーキー勢がジャンプアップ
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5番手もルーキー。昨日苦戦気味だったコルトン・ハータ(ハーディング・スタインブレナー・レーシング)だが、トロントでも走行2日目にペース・アップを実現して来た。これができているのがハータ二世、そして彼を走らせるチームのすごいところだ。アンドレッティ・オートスポートとの提携が大きなメリットとなっているのは間違いなく、6番手はマルコ・アンドレッティ(アンドレッティ・ハータ・ウィズ・マルコ・アンド・カーブ・アガジェニアン)、7番手がアレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)だった。ラップ・タイムはマルコが59秒8162、ロッシが59秒8232だった。ザック・ヴィーチだけが、まだトロントで好パフォーマンスを見せることができていないが……。
9番手は地元のジェイムズ・ヒンチクリフ(アロー・シュミット・ピーターソン・モータースポーツ)=59秒8869。10番手はスペンサー・ピゴット(エド・カーペンター・レーシング)の59秒9400だった。
ニューガーデン、パワーはトップ10入りならず
ディクソンもこのセッションは15番手に
1周60秒を切ったドライヴァーがあと二人。F1から来たルーキーのマーカス・エリクソン(アロー・シュミット・ピーターソン・モータースポーツ)とグレアム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)だ。彼らが11、12番手だった。
意外にもチーム・ペンスキーは、パジェノーがトップだったというのにジョセフ・ニューガーデンは13番手、ウィル・パワーは14番手だった。ラップ・タイムは1分00秒0944と、1分00秒0970。彼らが予選でどこまでポジションを挽回できるかは注目だ。
スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)もこのセッションでは15番手と珍しく振るわなかった。ターン8で一度スピンもしていた。何か新しいトライがなされていたということだろうか。
佐藤琢磨は赤旗に走行を遮られ
マシンセッティングの確認が十分できず
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佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は18番手だった。ベストは1分00秒4657で、昨日の自己ベストを大きく上回っていたのだが、フィールド全体がペース・アップを実現しており、ポジションは1日前とほぼ変わらなかった。
「ダメでしたね。昨日のセッティングからスタートしたんですが、コンディションも昨日と違って暑くなっていたのと、赤旗、赤旗でニュー・タイヤでちゃんと1ラップを走ることができなかったのが大きく影響していました。ハンター-レイが出した赤旗、グレアムの出した赤旗、両方ともちょうど走り出したタイミングだったので。これは仕方がないことなんだけれど、自分たちのマシン・セッティングの確認がしっかりできませんでしたね。グレアムのマシンも決して良くはないので、予選に向けてそっちのセッティングに変更することはありません」と琢磨は話していた。
以上
琢磨選手、このセッションの後ブルデー選手と小競り合いがあったらしいんですが、何かあったのでしょうか?
返信削除公式映像にも映ってたので心配です。