Photo:INDYCAR (Chris Jones) クリックして拡大 |
快晴のロード・アメリカ。プラクティスでの気温は21℃と、快適そのものだった。
全長が4.014マイルもあるコースだが、プラクティス時間は45分。最も多く走ったドライバーでも周回数は12周だった。赤旗も2回出された。1回目はジャック・ハーヴィー(メイヤー・シャンク・レーシング・ウィズ・ASPM)がストップ。2回目も原因はハーヴィーで、今度はスロットル・スタックによるタイヤ・バリアへのクラッシュだった。
最速はライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)。9ラップしたうちの3周目が1分43秒7556だった。この滑り出しの良さでシーズン初勝利を飾れるか?
参考:昨年のポール・ポジション・タイムは、1分43秒2026(ジョセフ・ニューガーデン)。
佐藤琢磨、2番手タイムと好発進! ディクソン3番手
ホンダ勢がトップ3を独占!4,5位にはパワーとニューガーデン
2番時計は佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)。8周したうちの2周目が1分43秒8244。ハンター-レイとの差は0.0688秒だった。
そして、3番手はスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)による1分43秒9842だった。ハンター-レイとは0.2286秒差。琢磨とは0.1598秒差だった。
ホンダがプラクティス1トップ3を占め、4、5番手にシヴォレー・エンジン搭載のウィル・パワー(チーム・ペンスキー)とニューガーデンが着けた。トップとの差はパワーが0.2838秒、ニューガーデンは0.3150秒だった。
6番手はロング・ビーチ・ウィナーのアレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)、7番手はインディーカーGPと位ディー500で優勝したシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)。8、9、10番手はスペンサー・ピゴット(エド・カーペンター・レーシング)、ジェイムズ・ヒンチクリフ(アロー・シュミット・ピーターソン・モータースポーツ)、マルコ・アンドレッティ(アンドレッティ・ハータ・ウィズ・マルコ・アンド・カーブ・アガジェニアン)だった。
ルーキー勢、今回はスロー・スタート
今回はルーキー勢が振るわず。ベストは突如参戦が決まったパト・オーワード(カーリン)の13番手=トップと1.0875秒差。フェリックス・ローゼンクヴィスト(チップ・ガナッシ・レーシング)はトップと1.1973秒差で15番手。コルトン・ハータ(ハーディング・スタインブレナー・レーシング)はトップと1.2276秒差の16番手。サンティーノ・フェルッチ(デイル・コイン・レーシング)は19番手、マーカス・エリクソン(アロー・シュミット・ピーターソン・モータースポーツ)は20番手だった。
イニシャル・セッティングに好感触の佐藤琢磨
「グレアムと全く同セッティングでスタートしました」
琢磨は、「走り出しからマシンは良かった。去年のセッティングが基になっているもの。シミュレーターで今年向けの変更が良いことは確認されていた。グレアム・レイホールとはまったく同じセッティングでスタートしたので、そこからどう変化させ、どういう感覚だったのかを聞きたい」と話していた。
以上
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