開幕戦で予選3位、第2戦では予選5位と、ここまで4戦中2戦でファスト6進出を果たしていたローゼンクヴィストがついにポールポジションを獲得! ルーキーのシーズン初勝利はハータに先を越されたが、ポール・ポジションでは一番乗りとなった Photo:INDYCAR (Chris Owens) クリックして拡大 |
今日はインディーカー・グラン・プリの走行初日だが、2回のプラクティスの後に予選が行われ、ルーキーのフェリックス・ローゼンクヴィスト(チップ・ガナッシ・レーシング)がキャリア初となるポール・ポジションを獲得した。
気温が12℃、路面も21~22℃と午後もコンディションは低温のままだった。Q1のグループ1で1分8秒3014をマークして3番手でQ2に進んだローゼンクヴィストは、Q2では1分8秒0188を出して2番手でQ3へと進出。ユーズド・レッドでの争いとなったQ3=ファイナルでは1分8秒2785を叩き出した。予選2位は彼の先輩チームメイトのスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)。今回のファイナルに2人揃って進出できたのはチップ・ガナッシ・レーシングだけで、彼らは予選1-2を達成と、ライバル勢を一歩リードしている。ローゼンクヴィストは僅かに0.0194秒だけだがディクソンより速かった。ルーキーのPPも今シーズン初だ。
「最後のアタックラップで行けそうな感触を得た」
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ジャック・ハーヴィー、初のファスト6進出で3位に
コルトン・ハータが4番手でホンダが4位までスゥイープ
ハーヴィーはインディーカー参戦3シーズン、14戦目にして初のファスト6進出。これまでの予選最上位は今シーズン開幕戦での7位 Photo:INDYCAR (Walter Kuhn) クリックして拡大 |
予選4位はコルトン・ハータ(ハーディング・スタインブレナー・レーシング)。ホンダが予選でトップ4をスウィープした。
予選5位でシヴォレー最速となったのはエド・ジョーンズ(エド・カーペンター・レーシング)。彼のチームメイトのスペンサー・ピゴットは予選12位だった。
予選6位はウィル・パワー(チーム・ペンスキー)。予選でのパフォーマンスで定評のあるパワー。今回もファイナル進出は達成したが、ファイアストン・ファスト6のしんがりとなる6番手のタイムしか出すことができなかった。彼のチームメイトたちは……というと、シモン・パジェノーが8位で、ジョセフ・ニューガーデンはQ1での敗退により予選13位。スポット参戦のエリオ・カストロネヴェスもQ1突破はならず、予選15位となった。
佐藤琢磨、Q3グル―プ1をトップで通過するも
Q2でトラフィックに阻まれて悔しい予選11位
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「ポール・ポジションも狙えた」と悔しがる佐藤琢磨
「しかしマシンセッティングは良いものにできています」
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珍事!アンドレッティ勢、Q1で全車敗退
今回の予選では、アンドレッティ・オートスポートがQ1で全滅する珍しい事態になった。しかし、彼らと技術提携しているハーディング・スタインブレナー・レーシングのルーキーはファイナルまで進んだ。似た状況はアロー・シュミット・ピーターソン・モータースポーツにも発生。ジェイムズ・ヒンチクリフはQ1で敗退し、ルーカス・エリクソンもQ2止まりだったが、彼らと協力関係にあるメイヤー・シャンク・レーシング・ウィズ・ASPMのハーヴィーは予選3位と大健闘だった。
ジョーンズもファイナルに進出。ECRはロードコースのパフォーマンスも徐々に上げて来ている。シヴォレーとしては歓迎したい事態だ。
以上
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