バイオガスプラントを手掛けるエネルギー企業GESSのカラーリングとなったコルトン・ハータ、インディーのロードコースでも早さを見せつけ、ただ一人の1分8秒0台をマークPhoto:INDYCAR (Walter Kuhn) クリックして拡大 |
セッション2はルーキー&ホンダ1-2に
今年のルーキーは本当にすごい。すでに1勝しているコルトン・ハータ(ハーディング・スタインブレナー・レーシング)がインディーカーGPのプラクティス2でトップ・タイムをマークし、フェリックス・ローゼンクヴィスト(チップ・ガナッシ・レーシング)が2番手につけた。ルーキーによる1-2が達成されたのだ。
彼らが参戦体制に恵まれているのは事実だが、1セット多いタイヤを使っていいルールをキッチリとアドバンテージに変えられている点が過去のルーキーたちと違う。ブラック・タイヤでマシンを仕上げ、予選前に1セットの使用が可能なレッド・タイヤでも速さを維持……どころか、先輩たちを凌ぐ速さを獲得して見せている。ハータの1分8秒0393は驚異的。ローゼンクヴィストも1分8秒2471という素晴らしいタイムをマークしたが、ハータは彼より0.2秒も速かったのだ。これらのラップは、暑いコンディションで争われた去年の予選で記録されたベスト・ラップ=1分9秒5125(ロバート・ウィッケンズ/Q1)を大きく上回ってもいる。
プラクティス1ではシヴォレーが1-2だったが、プラクティス2はホンダの1-2になった。
最初のセッションから好調のピゴット、シヴォレー最上位の3位
佐藤琢磨は6番手までポジションアップ
ピゴットは午前中のセッションから安定した速さを見せ、このセッションではシヴォレー最上位に Photo:INDYCAR (Matt Fraver) クリックして拡大 |
4番手はセバスチャン・ブルデイ(デイル・コイン・レーシング・ウィズ・ヴァッサー・サリヴァン)、5番手はスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)。この二人は1万分の1秒まで同じラップ・タイム=1分8秒2971だった。ここまでがトップからコンマ3秒以内。
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6番手は琢磨=1分8秒4690。7番手はライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)=1分8秒5077。8、9、10番手はジャック・ハーヴィー(メイヤー・シャンク・レーシング・ウィズ・ASPM)、マーカス・エリクソン(シュミット・ピーターソン・モータースポーツ:この人もルーキー)、エド・ジョーンズ(エド・カーペンター・レーシング)。プラクティス1で最速だったウィル・パワー(チーム・ペンスキー)は1分8秒6799のベストで16番手で、彼のチームメイトたち=ジョセフ・ニューガーデンとシモン・パジェノーはそのすぐ上の14、15番手と不振気味だったが、ECRの二人が揃ってトップ10入りを果たした。
上記以外のルーキー2人は、サンティーノ・フェルッチ(デイル・コイン・レーシング)が11番手で、パト・オーワード(カーリン)はレッド・タイヤで走ることなく、ラップ数も13周と少ないまま終了。24台の最後尾=24番手だった。
「両方のタイヤで上位につけることができた」と語る佐藤琢磨
レッドのフィーリングがよかったのは予選に向けていいこと」
Photo:INDYCAR (John Cote) クリックして拡大 |
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