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アロンソは幸い無傷、すぐに走行許可
第103回インディアナポリス500のプラクティス2日目、午前11時に始まったプラクティスでフェルナンド・アロンソ(マクラーレン)がクラッシュした。ついに2度のF1ワールド・チャンピオンにもインディの壁の洗礼を受ける日が訪れた。
ガレージで修復をうけるアロンゾのマシン Photo:INDYCAR (Chris Owens) クリックして拡大 |
グレアム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)の後ろを走っていたアロンソは、ターン3でフロント・ウィングに風が当たらなくなる状況に陥ったのか、今日ずっと悩まされて来ていたアンダーステアが更に大きく出てレーシング・ラインを外れ、アウト側ウォールに緩やかな角度でヒットした。その後マシンはコースを横切り、芝生も超えてイン側ウォールに右リヤからヒット。それでもまだマシンは止まらず、再びコースへと戻り、スピンしながらバンクを駆け上がっててアウト側ウォールへ左リヤからヒットして止まった。すぐ後ろを多くのマシンが走っていたら危険な状況だったが、幸いにもレイホールとアロンソの後ろには誰も走っていなかった。
アロンソに怪我はなく、メディカル・センターに向かった彼は、すぐさまドライブ再開の許可をもらうことができた。しかし、マシンは前後左右ともダメージを受けており、今日中の走行再開は難しいかもしれない。
この時点でのトップはディクソン
ホンダが1-2
この時点までのトップ・スピードはスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)による228.835mph(31周走行農地の6周目)。2番手はサンティーノ・フェルッチ(デイル・コイン・レーシング)の228.561mph(41周と走行)とホンダが1-2。3~6番手にシヴォレー勢がスペンサー・ピゴット(エド・カーペンター・レーシング)=227.285mph、ジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)=227.817mph、エド・ジョーンズ(エド・カーペンター・レーシング)=227.304mph、シモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)=226.831mphで続いている。
7、8、9、10番手はコナー・デイリー(アンドレッティ・オートスポート)、パト・オーワード(カーリン)、カイル・カイザー(フンコス・レーシング)、JR・ヒルデブランド(ドレイヤー&レインボールド・レーシング)といった顔ぶれが並んでいる。
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佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は33周をこなし、ベストは224.770mphで20番手。チームメイトのレイホールは225.461mphで15番手につけている。
以上
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