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スピードウェイのメインストレートで行われる恒例のウィナー撮影会は、午前9時から。「昨日はあの後も7時間メディアに出続け。睡眠は2時間だけで撮影会。でも、大丈夫。ウィナーだけの特別な体験だから。インディ500、インディカーシリーズの代表としてPR活動も頑張る」とパジェノーは笑顔だった。
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夜には”ビクトリー・セレブレーション”と呼ばれる表彰パーティがインディアナポリスのダウンタウンにあるホテルで開催された。これは全米にテレビ放映もされる。
スーツやタキシードで着飾ったドライバーたちは、33位から順にステージに呼ばれ、司会者とレースを振り返り、チームやスポンサー、プロモーターに感謝の意を述べてから獲得賞金の小切手を受け取る。
今年はマリオ・アンドレッティがインディ500で優勝した1969年からの50周年。タキシードを着て壇上に上がった彼は、「私が優勝した年が初めてのインディ500だったロジャー・ペンスキーが、今年18勝目を挙げるとは……。おめでとう。私は今年、インディ500で本当に素晴らしい歓待を受けた。まるで自分がもう一度勝ったかのようだった。ありがとう。そして、ウィナーのサイモン・パジェノー、おめでとう。君は今後何回も勝てそうだね」と語った。
約6,000万円を手にした3位の佐藤琢磨
「チームの素晴らしい力で、周回遅れを挽回し3位でゴールできた」
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「自分でも終盤に大きく順位を上げた時は、どうしてそうなったのか、ちょっとわからなかった。”6番手か……これは頑張らないと”と思った。チームの素晴らしい力によって、周回遅れを挽回し、3位でゴールできた。担当エンジニアのエディ・ジョーンズは自身がレーサーだったので、僕がマシンに何を求めているかをわかってくれている。作戦も良かった。ホンダエンジンの燃費の良さがそれを可能にしてくれた」となどと壇上で語った。
パジェノー、副賞のコルベットにも感激!
「チーム・ペンスキーのおかげ。チームメイtにも深く感謝する」
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最後に登場したウィナーのシモン・パジェノーは2,669,529ドルという獲得賞金に感激し、副賞のシボレー・コルベットを贈られたことも喜んでいた。1ドル=110円で換算して293,648.190円。約3億円もの賞金。
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「チーム・ペンスキーのおかげ・”ザ・キャプテン”=ロジャー・ペンスキーと、彼が作り上げた最高のチームで走らせてもらえていることを光栄に感じている。エンジニアのベン・ブレッツマンは、もう本当に長い付き合いで、僕にとってはワイフみたいなもの。いつもありがとう。そして、チームメイトのみんな、エリオ、ジョセフ、ウィルにも深く感謝する」などとスピーチした。
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