ロッシ、セッション終了直前に逆転でトップタイム! Photo:INDYCAR (Richard Dowdy) クリックして拡大 |
予選直前のプラクティス3はとてもエキサイティングだった。朝9時スタートで気温は17℃と低く、路面温度も昨日の午後の摂氏40度台半ばに比べると明らかに低い23~27℃だった。走行2日目とあって路面にラバーも乗っている上に涼しいコンディション、マシンのファイン・チューニングも進んで……となれば、当然ラップ・タイムは速くなる。
先週の第3戦でポール・ポジションだった佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング/ホンダ)は1番ピットをあてがわれているので、グリーン・フラッグが振られるや、真っ先にコースに飛び出して行ける。すぐ後ろの2番ピットは第2戦で予選2位だったチームメイトのグレアム・レイホール。2台体制で先頭から二つのピット・ボックス使用というのは、チームとしても仕事はやり易い環境だ。
チームメイトのセッティングを参照して2日目の走行に臨んだ佐藤琢磨。コースインから積極的な走行でタイムアップを果たす Photo:INDYCAR (Stephen King) クリックして拡大 |
ここから激しいタイムアップ合戦に突入
プラクティスが始まると、琢磨は早い段階から積極的にラップを重ねた。昨日の遅れを取り戻そうという意気込みからだろう。2周目に1分09秒を切り、5周目には昨日のレッド・タイヤ装着での自己ベストをコンマ5秒も上回る1分08秒1072をマークしてトップに立った。これは昨日のプラクティス2で7番手につけられるタイムだ。
この後にラップ・タイムはグングン縮められて行く。
土曜も好調を維持するハンター-レイ、佐藤琢磨を上回るタイムを出して暫定首位に。ホンダ勢による激しいトップタイム争いが展開された Photo:INDYCAR (Chris Owens) クリックして拡大 |
安定のディクソンを残り3分でレイホールが逆転
しかし最後の最後に地元ロッシが大逆転でトップタイム
安定のディクソン! Photo:INDYCAR (Joe Skibinski) クリックして拡大 |
ロングビーチ初日から好調のレイホール Photo:INDYCAR (Joe Skibinski) クリックして拡大 |
パジェノー、ニューガーデンが5,6位
ハータ、ローゼンクヴィスト、オーワードが7,8,9番手に
NBCSNのロビン・ミラーのインタビューを受けるパジェノー。このセッションでペンスキー勢3台のトップに Photo:INDYCAR (Joe Skibinski) クリックして拡大 |
ルーキー勢はロングビーチでも元気。その中心となるのはハータ。このセッションでも7番手につける Photo:INDYCAR (Stephen King) クリックして拡大 |
予選での挽回を目指す佐藤琢磨
「今回のレッドタイヤはグリップが高い」
Photo:INDYCAR (Shawn Gritzmacher) クリックして拡大 |
レイホールが2番手のタイムを出した通り、RLLのマシン・セッティングは良好。予選では2台ともほぼ同じセッティングとして戦い、2台揃って、2戦連続で上位グリッド獲得……としたいところだが、どうなるか?
以上
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