2018年3月16日金曜日

2018 INDYCARレポート 3月16日:セブリング12時間スタート

カーナンバー7のチーム・ペンスキー・アキュラ DPi。ドライバーはエリオ・カストロネヴェス/リッキー・テイラー/クレアム・レイホールだ Photo:©2018, Jake Galstad クリックして拡大 
スポーツカーのクラシカル・イベント、セブリング12時間
インディーカー・チャンピオンが6人

インディー500ウイナー計4人が参戦 !!

 セント・ピーターズ・バーグでインディーカーが開幕。その翌週は同じフロリダ州内で100マイルほど南東に行ったところにあるセブリング・インターナショナル・レースウェイで第66回モービル1・12アワーズ・オブ・セブリング(セブリング12時間)が開催される。こちらはIMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップの第2戦。開幕戦はロレックス24・アット・デイトナ(=デイトナ24時間レース)だった。
 デイトナより開始数が6回多いセブリングは、アメリカン・スポーツカーの世界でデイトナよりステイタスがやや高い。フェルナンド・アロンソは出ないけど……。
 今週末のエントリー・リストには以下の現役インディーカー・ドライバー及び元インディーカー・ドライバーの名前がある。

2018年3月15日木曜日

2018 ジャック・アマノのインディーな1日 3月15日:オーランドウでラム・チョップ

コチラがロングホーンのラムチョップ・グリル  Photo:Masahiko Amano クリックして拡大
全米チェーン、ロングホーンの季節限定メニューにチャレンジ!
 そば屋ではそばを、天ぷら屋では天ぷらを、ラーメン屋ではラーメンを頼むのがスジ。だから、ステーキ屋ではステーキを頼んで来た。魚が嫌い、もしくは体質的に受け付けない人もシーフード・レストランに行かねばならない時があるので、そういう店にはメニューにステーキも載ってたりする。
 インディーカー開幕戦が終わった後の月曜日、ロングホーンというステーキの全米チェーンに行った。高級じゃないけど低級でもないステーキ屋。その時にオーダーしたのはリブアイ・ステーキのスペシャルだった。普通においしかった。でも、その時にひとつすごく気になったのが季節限定メニュー。"ラムチョップのグリル"ってメニューがあった。好物なんですよね、ラムチョップ。

2018年3月14日水曜日

2018 INDYCARレポート 3月14日:あなたはロッシ派? それともウィッケンズ派? 開幕戦、最終リスタートでのアクシデントはなぜ発生したのか 



こわばった表情でピットに戻るウィッケンズ Photo:INDYCAR.com クリックして拡大
ラスト2周でのリスタート、1ターン接触……その原因はどこに?

 2018年の開幕戦では、いきなり議論沸騰となるアクシデントが発生しましたね。優勝目前だったルーキーのロバート・ウィッケンズ(シュミット・ピーターソン・モータースポーツ)は、残り4周で2回もリスタートがあり、そのうちの1回でバンプされた……。あ、こう書くとぶつかったアレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)が悪かった印象になっちゃいますね。

2018年3月13日火曜日

2018 ジャック・アマノのインディーな1日 3月13日:まさかのブルデイ優勝の後には、まさかのカムリをレンタル

タンパ空港のレンタカー・コントロール。あきれるほどの広さ!Photo:Masahiko Amano クリックして拡大
セブリング12時間取材のため、タンパ空港に

 開幕戦セントピーターズバーグ終了。でもまだ少しフロリダに残ります。今週末のIMSAウェザーテック・スポーツ・カー・チャンピオンシップの第2戦セブリング12時間レースを取材するために。

 タンパ空港でレンタカー。驚いたのは、ここのレンタカー・センターの大きさ。「そんなにタンパって人来ないだろ!」とツッコミたくなる広々ロビーエリアは、当然ガランとしてました。
 自動運転のトラムにもウケた。かなりのスピードを出すので。揺れも激しい。でも、気にせず豪快に走る。無人だから気にできないのか。ブレーキングも荒く、アメリカの大雑把なキャラが出過ぎなシロモノだった。

車種バリ―ション豊富なハーツでチョイスに悩む

 

ハーツのラグジュアリー・ラインのラインアップ。メルセデスとコルベット! ボディー・カラーは当然のごとくブラック!  Photo:Masahiko Amano クリックして拡大
  レンタカー、私は最大手のハーツを愛用。メジャー、マイナー、かなり多くの会社をトライしてみたけど、いちいちカウンターに並ばなくていいゴールドメンバーってのにしてもらえてるし、借りるクルマがどれも新しく、距離も出てないところがハーツの一番の魅力。他だとすごいボロいのとかたまに出てくるから。


こちらがファイブスターのライン。スポーツセダンからSUVまで、車種もメーカーもボディーカラーもよりどりみどり! Photo:Masahiko Amano クリックして拡大
 近頃ハーツはファイブスターなんてサービスも始めた。指定エリアにズラッと並んでるクルマからどれを借りてもいい。選ぶ楽しさがある。ナショナル・レンタカーはクラス別ででだけど、ずっとこの方式なんだけどね。
 

隣同士並んだ2台にいよいよチョイスは絞られたが、今回はカムリを選択 Photo:Masahiko Amano クリックして拡大
 時としてザンネンなのばっかりが並んでることもある。でも今回はかなりのバラエティがあった。スバルのSUVかトヨタ・カムリかで悩み、セキュリティも考えてトランクのある4ドア・セダンをチョイス。このサイズはいつも借りてるのより1クラス上。ラッキー!

 セブリングはセントピーターズバーグから南西に約100マイル行った辺り。インターステイト4号線を降りてから40分以上走る「なんでこんなところに?」という内陸部にサーキットはある。
以上

2018年3月12日月曜日

2018 INDYCARレポート R1 セント・ピーターズ・バーグ 決勝:セバスチャン・ブルデイがまさかの2連勝!

地元のブルデイが粘りの走りで開幕戦2連覇 Photo:indycar(Chris Owens)クリックして拡大
ルーキーのウィッケンズ、ポール・トゥ・ウィン目前の
リスタートでヒットされてクラッシュ!!


 雨の予報はいつの間にか消え去り、スタート前に青空が広がったセント・ピーターズバーグ。気温が23℃まで上がり、開幕戦は暑さの中で行われることになった。
 ポールポジションはルーキーのロバート・ウィッケンズ(シュミット・ピーターソン・モータースポーツ)。予選3、4位でグリッド2列目にもマテウス・レイスト(AJ・フォイト・エンタープライゼス)とジョーダン・キング(エド・カーペンター・レーシング)のルーキーが並んでいた。新しいユニバーサル・エアロ・キットを全車が装着するようになったインディーカー・シリーズの開幕戦は、新旧勢力が入り乱れての戦いが繰り広げられて来ている。
 レースでもルーキーたちは素晴らしい戦いぶりを見せていたが、最終的にトップ10でフィニッシュできた者はいなかった。

2018 INDYCARレポート R1 セント・ピーターズ・バーグ Race Day プラクティス・ファイナル:ウォーム・アップ最速はアレクサンダー・ロッシ

 今日からデイライト・セービングが始まるため、昨日までより1時間早起きをさせられるというのに、決勝前のウォーム・アップ・セッションが朝8時45分スタート。今年は決勝が午後12時半過ぎと少し早めにされてることもあって。

 30分間しかないセッションでチームがこなす仕事は、レース用セッティングでレッド・タイヤとブラック・タイヤの両方をチェックすること。かなり忙しい。
 半袖でやや肌寒い気温も路面温度も摂氏18度でスタートしたセッションは、フィニッシュ時が19℃/19℃とほぼ変わらず。どちらもレース時よりやや低めのコンディションてことだったと思う。そして、最速ラップを記録したのがアレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)。レッド・タイヤで走行を開始した彼は、セッション終盤にブラック・タイヤにスイッチし、17周目に1分01秒6182を記録した。予選はセカンド・ステージでのトニー・カナーン(AJ・フォイト・エンタープライゼス)に対するインターフェアランスを取られ、ファイナル進出ができていたはずなのに12番グリッドまで降格。どんなレースを見せることになるのか。

2018年3月11日日曜日

2018 INDYCARレポート R1 セント・ピーターズ・バーグ Day2 予選:開幕PPはルーキーのロバート・ウィッケンズ

デビュー戦PPの離れ業をなしとげたウィッケンズ Photo:INDYCAR (Chris Jones) クリックして拡大
天候:曇り 時々 小雨
気温:21℃

Q2から雨が降り出す条件の中、ルーキー3人がファスト6に!
 予選ファイナルに進んだ6人をセカンド・ステージの通過順位通りに並べる。
 ロバート・ウィッケンズ(シュミット・ピーターソン・モータースポーツ)(R)
 ウィル・パワー(チーム・ペンスキー)
 ジョーダン・キング(エド・カーペンター・レーシング)(R)
 マティアス・レイスト(AJ・フォイト・エンタープライゼス)(R)
 佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)
 ライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)
 ルーキーが3人も含まれている。チーム・ペンスキーはパワーひとり。アンドレッティ・オートスポートもひとり。チップ・ガナッシ・レーシングはゼロ(!)
この3人のルーキーたちが見せたパフォーマンスも凄いが、そこにはセカンド・ステージから降り出した雨も大きく影響していた。結果から見ても、ヴェテラン勢は少々慎重になっていたようだ。

2018 ジャック・アマノノインディーな1日 R1セント・ピーターズ・バーグ:セント・ピーターズバーグのデトロイト

Photo:Masahiko Amano クリックして拡大
ロシアにも縁があったセント・ピーターズ・バーグ

 St. Petersburgってタイプすると、ロシアのサンクト・ペテルブルグの方が先に出ませんか、フロリダのリゾート地よりも。二つの都市に関連はあるのか?
 あるんです。この町を作った二人のうちの一人がロシアのサンクト・ペテルブルグ出身で、もう一人はアメリカはミシガン州のデトロイト出身だった。で、二人がコインを投げて、勝った方の出身地をこの町の名前にしたという話。もう一人の方が勝ってたら、この町はフロリダ州デトロイトになってたということみたい。なんか魅力に欠けたかも。サント・ペテルブルグに行ったことないので、ロシアの町がこの風光明媚な海辺の雰囲気にマッチしてるかはわからないんだけど……。
 残念ながらコイン・トスで負けてしまった人はどうしたかというと、町の中心にホテルを建てて、デトロイトと名付けた。その名残りがこのバー。古いホテルの建物自体も目抜き通りの角に建っていて、今はアパートとして活用されているみたい。

2018 INDYCARレポート R1 セント・ピーターズ・バーグ Day2 プラクティス3:プラクティス3はスコット・ディクソンが最速

走行2日目となり実力者が上位になお連ねてきた Photo:INDYCAR (Chris Jones) クリックして拡大
ディクソンにニューガーデン、パワーが僅差で続く
 土曜日のセント・ピーターズバーグは朝から曇り空。それでも、午前11時10分のプラクティス3開始時点で気温は19℃と昨日のプラクティス1より高くなっていた。逆に、路面は24℃と昨日より7℃低かった。セッション中に気温は20℃まで、路面は26℃まで上がった。
 今週3回目のプラクティスも45分間。そして、予選を目前に控えたセッションで最速ラップをマークしたのはシリーズ・タイトル獲得4回のスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)。タイムは昨日ライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)の記録した最速ラップ=1分00秒8295を僅かに上回る1分00秒7571だった。意外に聞こえるかもしれないが、まだディクソンはセント・ピーターズバーグではまだ勝ったことがない。今年がここでのレースは16回目で、ディクソンは第2回から連続出場して来ているのだが……。