インディアナポリスで行われたテストでECRのピットに立つジョーンズ Photo:INDYCAR(Joe Skibinski) |
2016年インディー・ライツ・チャンピオンで、2017年のインディーカー・ルーキー・オブ・ザ・イヤーとなったエド・ジョーンズ(アラブ首長国連邦出身/23歳)は、2018年はチップ・ガナッシ・レーシングに抜擢されてフル・エントリーを行ったが、勝利なし、表彰台2回でランキングは13位と好体制に見合わぬ成績しか残せず、チャンピオン・チームのシートをフェリックス・ローゼンクヴィスト(スウェーデン出身/26歳)に明け渡すこととなった。しかし、彼は2019年のシートをエド・カーペンター・レーシング/スクーデリア・コルサ(ECR/SC)に、ロード&ストリート要因として確保し、インディー500にもECR/SCの3台目によって出場することとなった。
スクーデリア・コルサがRLLからECRにスイッチ
ピゴットがフルシーズン、ジョーンズ12戦に出場
IMSAのGTカテゴリーでフェラーリを走らせて来たSCは、昨年のインディー500にオリオール・セルヴィアを起用してインディーカー・シリーズ初参戦。その時はレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングとのジョイントだったが、2019年に向けてパートナーをシボレー・ユーザーのECRに替え、ドライバーもベテランのセルヴィアから若手のジョーンズとなった。SCがRLLではなく、ECRと組むこととなった事情は不明。
2019年のECR/SCは、スペンサー・ピゴット(25歳)がカー・ナンバー21でフル・シーズン・エントリー。20号車でジョーンズが12戦を走り、64号車でインディー500に出場。エド・カーペンターはオーバル5レースを20号車で走る。若手二人はまだ優勝もポール・ポジション獲得もなく目立たない存在だが、2019年に実力を大きく伸ばすことが期待される。
ジョーンズのチーム入り決定で、ジョーダン・キングはフリー・エイジェントになった。フル・シーズン・エントリーを彼は目指しているが、その実現はなるか?
以上
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