2018年9月13日木曜日

2018 INDYCARレポート R17 インディーカー・グランプリ・オブ・ソノマ 9月12日:チャンピオン候補4人とサン・フランシスコ巡り

ゴールデン・ブリッジに4人のチャンピオンが現れ、アスター・カップを中央に記念撮影 Photo:Masahiko Amano クリックして拡大
チャンピオン・コンテンダー・トロリー・ツアーに同行
 今日は水曜日。ソノマでのインディーカー・シリーズ最終戦に向けたメディア・イベントがサン・フランシスコのダウンタウンで行われた。ジラデリ・スクエアをケーブルカーで出発。チャンピオン候補4人とゴールデン・ゲイト・ブリッジで合流(レールなしのバス型ケーブル・カーなのでそこまで遠征可能)。ピア39に行って4人は似顔絵を描いてもらい、フィッシャーマンズ・ワーフではカニのさばき方を教わって、その後にランチ。


ピア39の先端の方でチャンピオン候補4人が見ているのは…… Photo:Masahiko Amano クリックして拡大
ポートランド戦後に家族サービスでリラックスしたディクソン
一方のロッシは、地元での決戦に気合十分


 ポイント・リーダーのスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)は、「ポートランドのレースが終わってからは。チャンピオンシップのことばかり考えないようにしていた。そればっかりに捉われていちゃいけないから。いちばん下の娘の誕生日を友達と一緒にシカゴまで行って祝った。あれはリラックスできた時間だった。その一方でシミュレーターに2回乗り、ソノマに向けた準備をした」と話していた。
 ポイント2位のアレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)は、ソノマは地元だし、チームのゲストも500人以上が集まってくれると聞いている。明日からの2日間でマシンをできるだけ速くする。日曜日のレースは果たしてどんなものになるのか。全力で戦い、それが十分なものになればいいんだけど。日曜の晩に僕らが何かを祝えることになれたら最高だ」とコメント。

わずかな可能性に向けペンスキー勢は勝利を目指す


タイトルコンテンダーが凝視するその先は、桟橋に寝っ転がっているアザラシ? トド? でした Photo:Masahiko Amano クリックして拡大
 ウィル・パワーとジョセフ・ニューガーデン(ともにチーム・ペンスキー)は、「我々がチャンピオンになるにはスコットとアレックスにかなり悪いことが起きてもらう必要がある」と語った。パワーは、「今年はインディー500で優勝でき、素晴らしいシーズンとなった。パフォーマンスはかなり良かったが、ポートランドのようにトラブルに見舞われることもあり、最終戦ソノマに十分な権利を持つタイトル・コンテンダーとして来れなかったのが残念。今週末のレースは思い存分に楽しみ、勝てるよう頑張る」、ニューガーデンは、「タイトル獲得は難しいかもしれないが、全力でトライする。今週末もマシンを速いものに仕上げ、いいレースを戦い、来シーズンにタイトルを奪還する。そのためにもソノマのレースで良い結果を残したい」と意気込みを語った。
以上

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