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20番グリッドからの優勝は、佐藤琢磨のチームへの提案で実現された。“2ストップ作戦をトライするクレイジーなチームが現れるかも”とエンジン・サプライヤーのホンダ陣営は話していたが、その作戦に賭け、成功させたのが今回の琢磨&レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングだった。
ヒンチクリフがスピン、アンドレッティのマシンが舞い上がり横転したところに、レイホール、ジョーンズ、ディクソンが巻き込まれる。幸い大事には至らなかったが、レイホール、ジョーンズは0周リタイアに Photo:INDYCAR (Chris Owens) クリックして拡大 |
85周目に首位に立ってからハンター-レイを引き離し付け入る隙を与えない Photo:INDYCAR (James Black) クリックして拡大 |
ハンター-レイのチャージも寄せ付けず
「暑いコンディションでのレッド・タイヤでのハンドリングが良くない」と昨日の琢磨は話していたが、不安視されていたレッド・タイヤ装着では問題ないどころか良好なペースを維持していた。
ゴールを前にしたライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)とのバトルも見応えがあった。一昨年までは色々あった二人だが、去年チームメイトとして戦ったことでお互いの能力を知り、認め合い、深くリスペクトし合う良好なライバル関係となっている。「ライアンは必ず来るとわかっていた」と琢磨はレース後に振り返った。実際、残り3周でハンター-レイの仕掛けたチャージは激しかったが、琢磨は間隔を保ち続け、ミスのないドライビングを続けてゴールまでマシンを運んだ。
「今日のマシンは、実はエアロをトリムしていた。燃費のために」と琢磨は勝因のひとつを明かした。ストレート・スピードを確保するためだが、そういうマシンとすればコース前半の連続コーナー群での走りは苦しくなる。実際、ハンター-レイはそこで差をグッと詰めて来ていたが、琢磨が一枚上手だった。そうした事態に備え、タイヤにも十分気を配った走りを続けていたのだ。
キャリア3勝目は常設ロードコースでの初勝利
来年以後のモーティべ―ションはショートオーバル優勝
ビクトリーレーンでレイホールが琢磨に駆け寄り祝福 Photo:INDYCAR (Joe Skibinski) クリックして拡大 |
ディクソン、0周リタイアの危機乗り越え5位フィニッシュ
パワー、マシントラブルとミスでタイトル争いから後退
ディクソンはクラッシュの痕跡をノーズに残したままのマシンで5位にまでポジションを回復。ロッシの前でフィニッシュすることに成功する Photo:INDYCAR (Joe Skibinski) クリックして拡大 |
ポールポジションスタートと、逆転タイトルに向けて順調に来ていたパワーだったが、決勝では崩れてしまった Photo:INDYCAR (James Black) クリックして拡大 |
以上
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天野さん、取材おつかれさまです。琢磨選手、優勝おめでとうございます‼初開催のポートランドですが、ここのレース場が大好きなレース場のひとつになりました。それくらい、たくさんのメイクドラマがありましたから…。私は、ブルデーのファンなので予選は調子がよかったし優勝もしてるレース場だからいいレースをしてくれると期待してました。マシンカラーが、変わっていたけどそれもあまり見れないくらい目立っていませんでした(笑)でも、表彰台に上がるレースをする…ブルデーはすごいですね‼ディクソンもクラッシュまぬがれて、ピットスルーペナルティもらっても上位にくいこむ。ディクソンは、もってるなって思いました。私は、去年くらいからグレアムレイホールを応援しているので今回の結果はとても残念ですしビーチがペナルティがないのはとても不満でしたね。琢磨選手を祝福しているシーンは、本当に素敵でしたね‼最終戦のソノマは、チームで好レースを期待してます。天野さんも、お体に気をつけて取材してくださいね‼長々とすみません。
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