2018 INDYCARレポート IMSA コンチネンタルタイヤ・モンテレー・グランプリ Day1 プラクティス2：最速はファン・パブロ・モントーヤの相棒デイン・キャメロンの乗ったアキュラ P2もアキュラ＝エリオ・カストロネヴェスがドライブ

初日トップタイムをマークしたアキュラDPiの6号車　Photo:LAT Images　クリックして拡大

モントーヤの相方、午前のキャディラックのタイムを更新
　快晴だが気温は21℃までと低いままだったラグナ・セカの午後のプラクティス２、最速ラップはファン・パブロ・モントーヤとコンビを組むデイン・キャメロン（アキュラARX-05）の出した1分16秒865で、プラクティス1最速だったレンガー・ヴァン・ダー・ザンデ（ウェイン・テイラー・レーシング＝WTR/キャディラックDPi.V.R)の1分16秒882を僅かだが上回って今日の最速となった。
　午後のP2にはキャメロンのチームメイト、エリオ・カストロネヴェスのアキュラが来た。こちらのベストは1分16秒980で、WTRキャディラックの朝のベストを下回っていた。

プラクティス2で9番手だったヨースト・マツダの77号車 Photo:LAT Images　クリックして拡大

ヨースト・マツダは5位と7位に

　午後の3番以下はアクション・エクスプレス・レーシング＝AXR/キャディー、コア・オートスポート/オレカLMP2、WTRキャディー、ジョナサン・ボマリトの乗ったヨースト・マツダの55号車、ピポ・デナリ搭乗のエクストリーム・スピード・モータースポーツ＝ESM/ニッサンDPi、AXRのもう1台のキャディー、ヨースト・マツダの77号車（オリヴァー・ジャーヴィス搭乗）、ライアン・ディールの乗ったESM/ニッサンと続いた。この後ろはオレカのLMP2が2台、オンローク・リジェのLMP2が1台。リジェにはインディーカー出場経験を持つセバスチャン・サーヴェドラとインディー・ライツに出場していたグスタヴォ・ヤカマンのコロンビア人コンビが乗っている。

GTLMはチップ・ガナッシのフォードGTが初日1－2 

ダーク・ミューラー/ジョーイ・ハンド組のフォードGT、66号車が快走を見せる　Photo:LAT Images クリックして拡大

 　GTLM（GTル・マン）は今日の2セッションともフォードGTが1-2!
午後のトップ・タイム＝1分23秒265はダーク・ミューラーが記録。P2のタイムはインディーカーでの優勝経験も豊富なライアン・ブリスコーが出した。
　プラクティス2では3、4番手に宿敵シボレー・コルヴェットC7.Rが来た。3番時計は大ベテランのヤン・マグヌッセン（F1ドライバー＝ケヴィンの父で、インディーカーに出たことあるんです）。
　P5にはBMWのM8が奮闘して入った。こちらのレース・オペレーションはレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングが担当してます。クラス6、7番手はポルシェ911 RSR、8番手はBMWの2台目。

GTDでもインディーカーゆかりのドライバーが活躍中
 

GDTクラスでプラクティス2最速をマークしたマーク・プレイス・モータースポーツの911GT3 R。ドライバーは、ヨルグ・ベルクマイスターとパトリック・リンゼイ　Photo:LAT Images　クリックして拡大

　GT3とほぼ同ルールのGTD（GTデイトナ）は、プラクティス1ではランボルギーニ・ウラカンがトップだったが、午後はポルシェ911が最速となり、アキュラNSXが2番手に来た。2台エントリーしているNSXは、インディーカーにスポット参戦中のメイヤー・シャンク・レーシングが去年から走らせている。2番手タイムを出したのはアルヴァロ・パレンテで、彼とコンビを組むのはインディーカー出場経験アリの女性ドライバー＝キャサリン・レッグだ。

ピットでモニターに見入るキャサリン・レッグ　Photo：LAT Images

　このクラスには上記の他にもメルセデス-AMG、フェラーリ488、アウディR8、BMW M6、レクサスRCFが出場中。レクサスでは元インディーカー・ドライバーのジャック・ホウクスワースが奮闘中。