2018 INDYCAR ニュース 9月20日：インディー500の歴史本が日本語で刊行されます

　最終戦ソノマから帰国すると、インディー500の記録本、それも大変豪華な装丁かつ読み応えのありそうなものが日本語で刊行されるとの情報が届きました。私の敬愛するモータースポーツ・ヒストリアンであり、ライターである林信次さんの手になるものです。
『インディ500 全101レース大会の記録　1911-2017』
B5判（257mm X 180mm)
総244ページ（カラー128頁）
全大会の優勝車写真や詳細結果を収録
2018年9月25日に発売
三樹書房　〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-30
http://www.mikipress.com/m-base/indy500/
8,640円（本体価格 8,000円）

　林さんはあらゆるモータースポーツに精通するヒストリアンで、ライター。F1グランプリから日本のレース、ル・マン、インディーカー、更にはストック・カーやミジェット＆スプリントカー・レースなどなどに至るまで知識をお持ちで、レースに対する情熱と愛情に溢れた方です。私はレーシング・オン編集部員時代からお世話になっており、1989年にアメリカン・レース取材を行なうためにフリーランスとなろうという決意を固める際にも背中を押してくれたお一人です。

　佐藤琢磨が日本人としてインディ500で初優勝してから1年とちょっと。このオフの間には、インディーの歴史を振り返ることを楽しめそうです。

　発行部数が少ないので、御興味のある方はお早めに！