Photo:INDYCAR (Joe Skibinski) クリックして拡大 |
第13戦ミッドオハイオでポール・ポジションから優勝したアレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)は、第14戦ポコノでは予選3位からスタートしてすぐにトップを奪い、200周のレースの180周をリードしてチェッカード・フラッグを受けた。2レース連続でライバルたちを圧倒しての勝利。シーズン3勝目を挙げた彼は初タイトルに向けて更なる勢いをつかんだ。
ロッシは最早スーパースピードウェイでも、ショート・オーバルでも、ロードでもストリートでも速い。26歳の若さでここまでオール・ラウンダーになれているケースは稀だ。接触を厭わないドライビングと、それを全く悪びれないコメントでヒール的キャラクターが定着しつつあったが、予選でもレースでもミスを恐れず常に全力でプッシュし、どれだけのリードを築き上げてもライバルを更に突き放そうと走るスタイルがファンの心を掴み始めている。
まだ、ポテンシャル発揮途上のロッシ
チームの勝利を強調する発言にも成長の跡が
シャイで寡黙と見えていたロッシもシリーズに慣れて来たようで、近頃はインタビューでは伝えるべきと考えたことを以前より随分と強く語るようになっている。ポコノでの優勝会見では、「今日の僕らのマシンは誰より速かった。それはアンドレッティ・オートスポートの力によるものだった。先週ここでテストを行なったルーキーのザック・ヴィーチがそこには大きく貢献していた。彼が発見したセッティングが僕らのアドバンテージとなっていたのだ」と話し、「ザックは近々ポール・ポジションを獲得し、レースでの勝利も記録するだろう」との断言までして見せた。
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