2018年7月14日土曜日

2018 INDYCAR 佐藤琢磨コメント R12 ホンダ・インディー・トロント Day1 プラクティス1:「路面の再舗装でライドハイトをすごく落とせた。それでダウンフォースはすごく落ちてるはずなのに、去年の最初のセッションより速いラップ・タイムが出ています」

コースの再舗装で、去年よりも高いグリップ考えられている Photo:INDYCAR (Joe Skibinski) クリックして拡大
「このセッションがよかったといっても喜びすぎないようにしないと」

――2台とも好調で、好い滑り出しの週末になってますね?

佐藤琢磨:ぬか喜びをしないようにしないと。まだまだ始まったばっかりで、セッションを重ねる度にグリップが上がって行くので、その時にクルマのバランスで先手を打って合わせ込めるかが大事になるから、このセッションが良かったからと喜び過ぎないようにしないと。でも、少なくともイニシャルのバランスというかグリップ感は非常に良かった。

金曜日のオートグラフセッションにて Photo:INDYCAR (Joe Skibinski) クリックして拡大
「コースが再舗装されてブレーキングが安定しました」

――最初のセッションが厳しものになるより、走り出しのフィーリングが良い方がベターですよね?

佐藤琢磨:そうですね。グッド・ニュースは路面が今年再舗装されたことによってブレーキングが安定しましたね、特に1コーナーとか。再舗装に合わせてクルマのライドハイトをすごく落とせた。それが全部のコーナーで効いてますね、重心がどんどん低くなるので。だからダウンフォースは去年に比べてものすごく落ちてるはずなのに、去年の最初のセッションより速いラップ・タイムが出ている。もしかしたら、それはファイアストンのタイヤにもよるのかもしれない。彼らは去年とほとんど同じって言ってるけど、発熱が良かったし、グリップ感も高かった。もしかしたら、それも影響しているのかな?

「去年ここで良かったグレアムの方向性をそのまま使えてます」

――路面の再舗装は、コースのかなりパーセンテージに対してされたんですか?

佐藤琢磨:はい。最終コーナーから1コーナーまで。そこがメインかな。あとは、ターン8からターン9まで。あとは一昨年ぐらいに再舗装した部分なので。そこはもう黒々とはしていなくて、かなりひび割れても来てるけど、そこそこのグリップ感はありますね。

――グレアムが2番手、琢磨選手4番手と2台揃って速いと、チームの士気も上がる。

佐藤琢磨:去年ここでグレアムは強かった。それがある意味そのままの方向性で使えてるっていうのは、非常にチームにとってポジティブですよね。
以上

0 件のコメント:

コメントを投稿