ロード・アメリカからアイオワ、久しぶりのインターバル。私はワトキンス・グレン・インターナショナルにスポーツカー取材に行ってましたからオフじゃなかったんですが……。
もうインディーカーはシーズン後半戦。アイオワでの第11戦を前にポイント・スタンディングを見ておきましょう。
1 スコット・ディクソン 393点
2 ライアン・ハンター-レイ 348点
3 アレクサンダー・ロッシ 348点
4 ジョセフ・ニューガーデン 343点
5 ウィル・パワー 328点
ディクソン、5回目のタイトル獲得なるか?
1-2-3を占めるホンダ・ドライバーからチャンピオンは登場する?
3勝しているのはニューガーデンだけ。しかし、彼のランキングは4番手。
2勝がディクソンとパワー。ハンター-レイとロッシは1勝ずつ。
パワーのミッションは、インディー500制覇の年にタイトルも獲得することだが、それは難しい?
6 グレアム・レイホール 278点
7 ロバート・ウィッケンズ(R) 274点
8 シモン・パジェノー 255点
9 セバスチャン・ブルデイ 255点
10 マルコ・アンドレッティ 232点
レイホールのランキングでの奮闘が目立つ。予選で速くないのにトップ10フィニッシュが8回とレースで強い。作戦の良さ、幸運さもかなり味方している。
ウィッケンズ、ルーキーでこの位置は素晴らしい。初勝利を今季中に飾れるか?
パジェノーは未勝利。このパフォーマンスでは若手にシートを奪われる可能性すら心配される。
ブルデイは開幕戦ウィナーだがランキングは9番手まで下がっている。
マルコのこのポジションは健闘と称えるべきか、未だ不振が続いている……と責められるべきか。
11 ジェイムズ・ヒンチクリフ 229点
12 エド・ジョーンズ 205点
13 佐藤琢磨 201点
14 トニー・カナーン 173点
15 スペンサー・ピゴット 171点
ヒンチ、琢磨はこの位置にいるべきではない……が、シーズン後半戦にどこまで巻き返せるか? どちらも優勝がマスト。
ジョーンズは3位が2回。これはガナッシでの成績としては、初年度だとしても、参戦2年目の選手という点を考慮しても芳しくないのでは?
シーズン・スタートから奮闘ぶりが目立っていたAJ・フォイト・エンタープライゼスだが、シリーズ随一の経験を持つカナーンをもってしてもベスト・フィニッシュが7位。ルーキーのチームメイトも光る走りを所々で見せて来ているが、ベスト・リザルトは12位。
16 ザック・ヴィーチ 155点
17 チャーリー・キンボール 151点
18 ギャビー・シャヴェス 149点
19 マテウス・レイスト 148点
20 マックス・チルトン 134点
以下はスポット参戦組になるので省略
ヴィーチ、成績には繋がってないものの、かなり良い走りを近頃見せている。
カーリンの初年度はかなり期待外れ。キンボールもチルトンもマシンさえ良ければもっと走れるドライバー。
シャヴェスは1カー・チームで孤軍奮闘。エンジニアを換えたがロード・アメリカは大苦戦。
初のフル・シーズンを戦っているもうひとつのチーム=フンコス・レーシングも苦闘中。1台のマシンをシェアするドライバー2人がどちらもルーキーであることもその原因。テストでもいいので、一度ベテランを起用し、ライバル勢との差がどこにあるかのチェックをすることとを勧めたい。
0 件のコメント:
コメントを投稿