カルーセルを行くニューガーデン。タイトル争いのライバルを尻目に、ロード・アメリカの走り出しでトップタイムをマーク Photo:INDYCAR (Joe Skibinski) クリックして拡大 |
1週間のオフを経て、インディーカー・シリーズは第10戦を迎えている。使用サーキットはウィスコンシン州エルクハート・レイクのロード・アメリカ=全長4.014マイル。
今日、金曜日はプラクティスが2回スケジュールされており、その1回目、45分間のセッションは曇り空で気温が18℃、路面は25.5~27℃という肌寒いコンディションだった。
ここで最速ラップとなる1分43秒0477をマークしたのは、昨年度シリーズ・チャンピオンのジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)だった。シーズン序盤の4戦でパパッと2勝を挙げながら、この5戦ではトップ5フィニッシュがなく、彼のポイント・ランキングは5番手まで落ちている。今週は彼にとってひとつの大きな踏ん張りばりどころだ。
ロッシはこのセッション佐藤琢磨に次ぐ3番手 Photo:INDYCAR (Joe Skibinski) クリックして拡大 |
2番時計は佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)。タイムは1分43秒4729だった。琢磨はテキサスで今年3回目のトップ10フィニッシュとなる7位フィニッシュを記録し、ランキングは13番手につけている。今週のロード・アメリカで好成績を挙げ、流れを大きく変えたいところだ。
3番手はポイントで3番手につけているアレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)=1分43秒5603、4番手はポイント7番手のロバート・ウィッケンズ(シュミット・ピーターソン・モータースポーツ)の1分43秒5774、そして5番手はポイント10番手のマルコ・アンドレッティ(アンドレッティ・ハータ・オートスポート・ウィズ・カーブ・アガジェニアン)による1分43秒8825だった。
昨年度ロード・アメリカ・ウィナーで現ポイント・リーダーのスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)は1分44秒1643のベストで9番手。インディー500ウィナーでポイントでは3番手にランクされているウィル・パワー(チーム・ペンスキー)が1分44秒4581のベストで14番手。ポイント4番手のライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)は1分44秒4401で13番手だった。
「PtoPなしで速かったのはロッシ」
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