2018年5月27日日曜日

2018 INDYCAR フォト・リポート 第102回インディアナポリス500 その3

Photo:Masahiko Amano クリックして拡大
 エリオ・カストロネヴェスのリヤ・ウィング(スペア)。最大限寝かせてあるセッティング。

 ペンスキーのリヤ・ウィングは予選のときだけ写真のようにエンドプレートの前縁のカッティングシートを部分的に剥がしていた。その幅は約1.5㎝ほど。

 シートの厚さが0.1mmだとする。エンドプレートは外側も内側も両面カバーされているので、シートの厚さの2倍=0.2mmプレートが厚くなる。僅かでも薄くすることでダウンフォースをより大きく発生させようとの発想らしい。部分的に剥がしてごく小さな段差をつけるのと、貼ったままにするのとで、どれだけの違いがあるのかは不明だが……。

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 こちらはプラクティス時のパワーのウィング。予選用ではないので、リヤウイングはカッティング・シートで完全にカバーされている。メイン・プレーンの角度が最も寝かされているのはカーナンバー3の予選スペックと同じ。

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  メディア・デイに琢磨の隣りの席だったクラマン・デメロ。彼が勝ったらカナダ人の優勝は1995年のジャック・ヴィルヌーヴ以来の2回目になる。「そうなったらカナダは物凄い大騒ぎになる。僕らはマシンがいいし、レースが楽しみ!」と今時の19歳は実にポジティブ。
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スパでのスポーツカー・レースでクラッシュ、両足を骨折してしまったピエトロ・フィッティパルディ=エマーソン・フィッティパルディの孫=クリスチャン・フィッティパルディの甥=マックス・パピスは義理の叔父、とチーム・オーナーのデイル・コイン。「7月のミッド・オハイオではレース復帰の予定」とインディー500開催中に発表。治療&リハビリは怪我をした多くのインディカー・ドライバーたちを診てきたテリー・トラメル医師など。ピエトロはスピードウェイ内にモーターホームを置いて、そこで生活しているという。彼が現場に復帰するまではザカリー・クラマン・デ・メロと、サンティーノ・フェルッチがカー・ナンバー19をシェア。フェルッチのデビュー戦はインディー500の次のデトロイトだ。

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  予選で雨が降り出したら、スピードウェイのガードマンのひとりがユニークなレインギヤで登場。両手を使えるので、手信号で群衆の整理が可能。 

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 スピードウェイの近所にあるクローガーというスーパーでライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)がサイン会……しかし、お客さんがいない。

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これはニューマン・シャープ・レーシングが走らせていた日産300ZX。ニューマン自身、そしてスコット・シャープなどが乗ったマシン。
以上

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